
イシダイだ!

皮焼きにしたが食べきれず明日に持ち越し。明日の方が美味いかも
墓参りに日帰りした叔母母子を有川まで送った帰りに、
知人が釣ってるかもと思って防波堤の釣り場に寄った。
ハコフグが一匹の他に、ブダイ三匹・イシガキダイの小物だけとか言っていたが、
俺が着いてからの第一投でヒットし、揚げたらイシダイの2キロクラスだった。
夕方少し切り身をもらったので、皮をフライパンで焼き、氷水で締めて刺身にした。
皮焼きにした訳だ。
田舎ならではのご馳走で、ラッキーこの上なかった。
また馬鹿な失敗から始まった。
松本6:00始発の南小谷行きに乗り、白馬で下車して9:25のバスまで待ったが、そのまま南小谷まで乗れば8:19着だから8:25発の栂池行きに十分間に合った!
8:49着だから1時間は短縮できてたんだ。
それと白馬駅付近では朝早いと食い物をゲットできず、駅でアンパンとミルクティーを食べただけだった。
しかし、これだけで蓮華温泉まで歩き通したのは画期的だった。
脚を止める度に水を二口飲む事を繰り返して、持参していた昼食用の五目ご飯も食べる必要が無かった。
蓮華温泉に降りる直前にアミノバイタルを一包み飲んだが、後は何も食べずに大丈夫だった。
勿論ザックを下ろさないでよいように、胸に500ccのペットボトルを下げて歩いた。
若者がよく持っている管で飲む奴を買う余裕など無い。
さてその風吹大池だが、天狗原から蓮華温泉分岐まで二時間十五分もかかった。
殆ど歩かれていないみたいで木道も痛んでるのが多かったし、何より稜線上というのに水芭蕉の道が頻繁に出てきて呆れた。
どんだけ雪が多いんだ!と呆れたが、この時期に湿っぽいのだから、
夏なら長靴じゃないと歩けないだろう。
おまけに歩き出して直ぐに腹具合がおかしくなり、最悪オオキジを撃つ覚悟をしたが、何とか風吹山荘までもって助かった。
分岐から蓮華温泉への道も最初のわずかな登りの部分が同様に湿っぽくて歩き難くかった。
裏岩手縦走路の八瀬森山荘手前のミズバショウの道を思い出した。
風吹大池は樹林の中にあって、上の白馬大池とは好対照の雰囲気だったんだが、辿り着くのが大変なのがなあ。
蓮華温泉への道は途中からグングンと降るから、楽勝で二時間かからずに降りきった。
それからのロッジまでの車道の歩きが一番辛かった。
宿に連絡した18:00時より30分早く着いて万々歳だったんだが、
同室の二人が、歯軋り男と鼾・寝言男で地獄の夜だった。
この福岡からの歯軋り男君は翌日は白馬山荘に泊まるとか言うから、
台風崩れの温帯低気圧で荒れるから白馬大池まで降りていた方が良いと
アドバイスしたがどうしたかな。
紅葉の良いのが見られて大満足の歩きだったが、時間が押してあの「仙気ノ湯」に入れなかったのが心残り。
初日の蓮華温泉までの写真
二枚目は蓮華温泉への下りで見えた日本海だが意外と近い。
最後の写真は天狗原への途中にある水場。
注ぎ口も無い湧き水でどうかと思ったが意外に美味くてボトルに入れた。
汲み難いのだが冷たくてなかなかの味だった。
二日目の栂池への写真
天狗原周辺のナナカマドの赤が出色だった。
栂池から天狗原に登り、白馬大池へ上がる事しか頭に無かったが、風吹大池に降りて蓮華温泉へ下る手があった!
ついさっき思い付いたが、うっかりし過ぎだろう。
これなら栂池を11時に出ても17時迄には辿り着けるだろう。
明るい内にあの仙気ノ湯に浸かりたいし、風吹大池は初めてだから、持って来いのルートだ。
結局、蓮華温泉から白馬山荘と唐松頂上山荘に寝て、天狗の大下りと不帰キレットをこなして八方尾根を下るんだ。
適当な日帰り温泉で汗を流して帰る事にしよう。
松本の鉱泉の銭湯も捨てがたいが。