岩木山が午前中で終わったので行ってみる事にしたが大正解。
城は松本城などを見てるから話にならないが、桜の保存状態が出色だったし、あちこちに巨木があるし堀も立派で感激。
公園全体が素晴しいのだから、春の桜の時はとんでもないよな。
地元民に訊いたら満開は連休前と、以前より早まってるらしい。
今まで見た公園の中では堂々のダントツだ。
こりゃあ桜の時に行かないと絶対に後悔するから来年だな。
桜の保存状態
見て分かると思うが古い幹から若い枝が伸びている。
こんな風に世代交代させているのは殆ど見た事がないから凄いと思う。
帰りに時間が押して乗ったタクシーの運転手が、桜守の兄弟2人で管理しているそうで納得。
大体の桜の名所もこんなやり方では無く放置だからなあ、そのうち枯れた時にとんでもない惨状になるぞ。
公園全体
広さがこれだけあれば散歩にはもってこい
このベンチに座って食べた
嶽温泉で買ったが、鮨が1380円で山葡萄がたったの100円。
鮨は根曲がり竹がシャリなんだから凄いし、これだけの量なんだし大満足。
久し振りのポリポリ、シャキシャキを楽しんだ。
山葡萄はかすかに甘みがある程度だが、珍しいし味がどんなもんか分かって良かった。
そういえば30年近い山歩きだが山葡萄を採取した事は一度も無い。
堀が広い
写真はほんの僅かだから実際に歩いて見ないと話にならない。
来年の春に是非とも行かないとだが、四月下旬の月火水の3日でやる一手かな。
昨日日帰りで岩木山をピストンしたが、紅葉は残念ながら去年の三ツ石山状態だと思う。
茶色になったのが多くて綺麗な黄色は望み薄だし、楽しめないと思うがどうなるだろうか?
以上3枚はスカイラインから(バックは白神山地)
頂上から南側の眺め(リフト乗り場が見える)
リフトからの日本海
八合目までバスで入り、リフトで楽しようと思ったが行列で、待つのが嫌で諦めて歩いて登った。
前夜は八合目から上は雪だったらしく、岩が滑りやすくて帰りはリフトで降りた。
岩っぽい道で渋滞してウンザリだったが、どうにか無事に頂上に着き眺望を期待したが遠望は効かなかった。
鳥海らしいのも見えたが、形的にしっくりしないし自信無し。
あまりのボロさに敬遠した頂上小屋は意外と十分寝られる事が分かって良かった。
機会があればこの小屋に寝て、嶽温泉で汗を流して帰れば一泊二日で遊ぼう。
下の小屋は残念ながら泊まりは無理だな。
休憩にも殆ど使われてないのじゃないか?
飯豊や八幡平などの避難小屋とは月とスッポンだが、冬場の緊急避難用なんだから仕方無い。
山頂避難小屋
左のトイレの方が立派
これなら寝るだけなら十分だろうし独占できるだろう
鳳鳴ヒュッテ
これじゃあ俺でも寝るのは勘弁だよな
岩木山遠望
山の字にはちと厳しいか
登山道と奥宮、頂上からの眺望
鳳鳴ヒュッテ上から始まるが、間違って左側を歩いてあわてて戻ったりした(当然だが右下り)
こんな岩道だから初心者がいたら即渋滞だ
数珠繋ぎ状態だよ
岩木山神社の奥宮
山頂からの眺望
残念ながら北海道は見えなかった
近くの道に葛が伸びてウザかったから朝イチで刈った。
去年もやったんだが、市役所に電話しても埒があかないから黙ってやる事にした。
50分で終わったし、毎日早朝ゴミ拾いしてくれてる人達に比べたら屁みたいなもんだ。
今回はこんな風に捲ってから切ったらメチャ簡単だった。
前の保育園の箒を借りて掃除して終了。
前回は境界までだったが今回は1メートル程奥まで刈り込んだ。
宿が満杯で大苦戦
今日からを予定してたが天気駄目で一泊二日の強行軍。
それと天気関係無く肝心の7日の宿がどこも満室でお手上げ。
仕方無いので幸い8日が空いてた青森駅前の「いろは旅館」に泊まり、2つやる事にしたんだ。
嶽温泉の「西澤旅館」に泊まりたかったんだが遅過ぎた。
仕事柄直前しか予約できないから仕方ないが、天気も絡むしなかなか難しいな。
仕方無いので初日に三内丸山遺跡で翌日岩木山を八合目までバスで上がる。
本当は天気が良ければ初日に山頂の避難小屋に寝ようと思ったが、あまりの酷さに諦めて宿が無いのは致命的だったな。
東北の避難小屋は綺麗なのが多いんだが、バスで八合目まで上がれるのでは建て替えはしないよな。
八合目までのバスが4便というのは辛いが、初便の嶽温泉8時10分のには青森駅5時41分に乗れば良いから楽勝。
帰りの最終15時30分でも23時前には帰宅出来るから、調子が良ければ百沢ルートで岩木山神社へ下り百沢温泉だが無理かもな。
行動時間が7時間もあるから脚さえ何とも無ければ楽勝なんだが、最近山歩きしてないから膝に来る可能性があるな。
頂上からの下山が3時間半のコースタイムなら何とかなりそうだが。
1日目 松川温泉−三ッ石山
2日目 三ッ石山(ピストン)−大松倉山−姥倉山分岐 −黒倉山分岐−花畑分岐−鬼ヶ城(ビバーグ)
3日目 ビバーグ地−不動平避難小屋−花畑(御苗代湖・御釜湖ピストン)−大地獄谷分岐−七滝−県民の森
以上のルートで歩いたが、所要時間は概ねヤマップ地図での5割増しだった。
鬼ヶ城の歩きはそれ程難しく無かったが、時々出て来た岩場歩きがホールドがしっかりしていて不安が無かったのが大きい。
垂直気味でちょっと長いのと、終わり近くの短い垂直登りとその後のザレた短い道の上りが要注意。
とにかく斜面のザレた道というのは厄介だから気を抜かずに歩くべし。
俺も花畑への途中やたらと滑りやすいザレ道で、続けて二回も寸前でとどまったが転倒で大怪我の憂き目に遭うとこだった。
それとこの山で厄介だったのが泥濘だった。
稜線歩き以外ではあちこちに泥濘があって足の置き場に苦労した。
七滝ルートのは論外だが、大松倉山からの道のロープウェイ分岐手前のは結構長い。
この後の姥倉山分岐の先で水場が出て来たが、ここで補給した1リットルの水が無ければヤバかった。
水場といえばあの三ッ石山のはチョロチョロで、なかなか貯まらず苦労した。
八合目の小屋の水場を確認したかったが、たまたま不動平小屋でゆっくりしてた福島からのオジンが余った水を分けてくれた。
そう言えば七滝コースでも水場は無かったが、活火山だから飲める水の確保は難しいらしい。
三ッ石山までの景色
道に穴がほとんど無いが、皆ちゃんとキャップを付けたストックで歩いてて大雪とは真逆。
おまけにゴミも殆んど落ちてなかったんだから素晴らしい。
軽アイゼンの穴?じゃなさそうだがよく分からん
これとキャップ無しのジジイが一人いたが。
途中からの岩手山
この中間点から1時間で小屋だった
まあまあの黄色があった
花畑・鬼ヶ城分岐までの景色
黄色も駄目っぽい
大松倉山先の下降点手前からがベストの紅葉だった
ここから鬼ヶ城へ
鬼ヶ城歩きでの景色
稜線の五葉松と右に登山道が見えるが、基本こんな道の途中に岩場の上下が出てくる
チングルマの紅葉と花は初めて見た
御苗代湖が見える
御苗代湖
御釜湖
御花畑
松川温泉登山口から30分の階段歩きを終えればそれほど辛くは無いし、三ツ石山自体は簡単だし岩手山も単体で遊ぶのは難しくない。
次回やるとしたら秋田駒から松川温泉とか八幡平から秋田駒とかやってみたい。
避難小屋がトイレ付きで綺麗だし、滝ノ上温泉の素泊まり宿・八幡平温泉郷のゲストハウスなどがあって便利だ。
バス便がどんどん無くなってるが、この山域はどうにか存続してるのが嬉しい。
結局岩手山の山頂は踏まなかったが、富士と同様の砂山だしこのまま登らずに終わりそう。
泥濘っぽい処や花畑への下りの滑りやすいザレ道とか、歩き難い道があちこちあったが、この七滝の下りほど嫌らしい道は30年近い山歩きでトップクラスだった。
何がというと網張への分岐から直ぐの大地獄のザレの道の下りだ。
ここから恐怖の下りの始まりだ
何だかそれほどでも無さげに見えるが結構ビビる
見ての通りのザレで右の谷側に落ちれば大怪我必至だし、左に落ちると有毒ガスが怖いし、上がるのに難儀するのは明白。
こんなんではストックの置き場を間違えれば滑落必至だし久し振りにビビりながら慎重に歩いた。
しかしその後に又厄介な道だった。
この先で左の三角の岩の下へ降りるんだが最初の降り口が滑りやすくて厄介だった
無事降りてホッとしてるところで中年パーティーがロープ掴んで上ってる
登りで使えばそれ程恐怖感は湧かないだろうが、次に書くように湿地帯歩きもあるし二度と歩こうなんて思わない。
こんな厄介で剣呑な道は一度の経験で十分。
七滝と言うくらいだから滝が次々に出てきて楽しませてくれるんだがまるで湿地と思う程の泥濘の連続。
最初の滝は結構姿が良かったが、次の落差の無いダラダラ滝辺りから泥濘が頻発。
この滝の後も泥濘は暫く続いた
この最後の七滝から1時間程で八幡平温泉郷バス停で、直ぐ傍の「森乃湯」で無事汗を流したが食事は駅まで持ち越した。
完全にタイム管理に失敗してしまい、不動平の小屋に18時までにはと思ったが暗くなってきた17:30に諦めて道に寝た。
と言っても俺にはもう7回目のビバーグで手慣れた物。
6回のビバーグの記事を参照されたし。
装備的には避難小屋泊りだったから、シュラフ・エアマットは勿論冬用の下着上下とダウンベストもあり十分。
道も稜線すぐ下だが両サイドが灌木と草で落ちる恐れも無く星を見ながら寝るという最高の夜だった。
失敗はシュラフカバーを入れて無かった事だが、少しでも荷を軽くしたかったからなあ。
幸いに好天が約束されてたし、風もほぼ無かったから条件的には最高の夜だった。
驚いたのはこんな寝支度が終わった18時に、ヘッドランプ点けた若い衆がやって来た事。
慌ててシュラフ踏んでも良いから端を歩いてくれと頼んだが、俺より酷い奴がいたのかよと呆れた。
翌朝、不動平の小屋にいた若いオジンに訊いたら定員15人で満員札止めだったらしく、あのヘッデンお兄は入れてもらえず八合目へ下りたんだと。
おまけに11人のジジババグループがガサゴソやるは3時から起き出すはでウンザリだったらしい。
一人で静かな夜を過ごせたんだから結果オーライ。
その静けさと言うのが凄くて、ウォークマンを音量レベル3で十分聞けたんだから素晴らしい。
夜空は満天の星で久し振りにオリオン大星雲も見たし、夏の大三角や昴・カシオペア・北斗七星も見た。
今後は寒くてこんな事はできないが、あの涸沢の紅葉見物もこの手でやれば地獄の小屋泊りしないで済む。
まったく考えて無かったが来年紅葉が良さそうだったらやってみよう。
あのNASAの防寒シートで楽勝だろうし、後は適当なビバーグ地を夏に徳沢でテント泊して物色しておこう。
残念ながら駄目だった。
去年の大船山と同様に赤くならず茶色になって落葉のパターンらしい。
ネットでみると赤が目立たないから外れかもと思っていたがやっぱりだった。
地元民によると去年の赤に比べると全く駄目で、このまま終わりだろうとまったく去年の大船山状態。
下の方のダケカンバの黄色も明るい色は殆ど無くて期待はできないな。
2022年
10月1日の状態
三ツ石山荘が見える
岩手山もなかなか絵になるよな
奥は和賀山塊?
明るい赤の絨毯がここの売りなのに、こんな情けない状態ではどうしようもないな。
来年に期待するしか無かろうが、俺はもうこれで十分だな。
本当の紅葉にドップリ浸かりたいなら、あの涸沢に混雑覚悟で出かければ良いだけだから。
来週の3連休にと思っていたが、三ッ石山の紅葉がジャストっぽいから繰り上げた。
初日は松川温泉から三ッ石山荘までのコースタイム2時間。
2日目は三ッ石山ピストンして鬼ヶ城コースで八合目避難小屋まで。
コースタイム6時間ちょい。
下山日は岩手山ピストンして御苗代湖を観てから七滝コースで降りる。
ここも6時間程度だから何とか歩けるだろう。
歳相応の歩きにしないと体が付いて行かない。
三ッ石山の紅葉がどれくらいか確認できるし、途中で寄る御苗代湖がどんなかも分かるし楽しみ。
結局秋山の遠征はこれだけになりそうだが、11月頭にカミさんと行く草津温泉からの滝巡りも楽しみ。
「仙の滝」から「大仙の滝」までだろうが、歩けそうだったら「達々の滝」もだが厳しかろうな。
岩櫃山の紅葉も見に行きたいが、カミさんは無理なんでどうするかだな。
あの密岩コースはとてもじゃないからなあ。
14号の通過で天気良くなると思いきや、何と熱帯低気圧の接近で金土が雨予報。
台風一過の晴天の筈がとんでもない事になってしまったが、何だか変な天気になってしまった。
地球規模で狂ってしまってる気候だが、台風後の晴天も無くなるとはなあ。
予約入れたゲストハウスには取り消しの連絡を入れたが、来月の三連休はイベントで空きは無さそうとの事。
朝イチの新幹線でも十分楽しめるし、天気が良ければ七滝コースから御苗代湖経由で岩手山だな。
と思ったが10時半に県民の森歩き出しでは時間的にちと厳しい。
盛岡駅9時10分のバスで松川温泉10時28分着だから、三ツ石山荘に寝て翌日岩手山八合目避難小屋に寝る。
これなら焦ることも無く普通に歩けるだろう。
三日間雨無しが条件だが何とか晴れて欲しいもんだ。
石槌山の紅葉も考えたが、単発でやるのもコスパ悪いのでやめた。
来年春に祖母山と合わせてやる事にした。
それにしても今夏の天候は山屋の俺達には最悪だったし、9月も駄目では踏んだり蹴ったり。
せめて10月は紅葉を楽しみたいもんだ。
9月の23-25の三連休に松川温泉から周遊する事にした。
本州でいの一番の紅葉が楽しめる、三ツ石山周辺のミネカエデの赤い絨毯を見てみたい。
歳相応の2泊3日でノンビリ歩く事にするが、天気がどうなるかだな。
取り敢えず前泊する盛岡の宿はネットで見つけた、「ゲストハウス ととと」に予約入れた。
3,850円だからまあまあだな。
駅から30分の歩きだし6時54分のバスなら楽勝だ。
これに乗れば松川温泉に8時51分到着だから9時には歩き出せる。
行程
初日 三ツ石山を越えて三ツ石山荘
松川温泉―源太ガ岳―大深岳―小畚山―三ツ石山—三ツ石山荘(泊)
二日目 不動平避難小屋から岩手山
三ツ石山荘―大松倉山―黒倉山―鬼ヶ城―不動平避難小屋(泊)―岩手山周遊
三日目 御苗代湖ピストンして松川温泉
千俵岩を見て御苗代湖―姥倉山―湯ノ森―松川温泉
14:45か16:20のバスで盛岡駅へ出る。
峡雲荘で汗を流してさっぱりしてバスに乗ろう。
日帰り入浴代が600円と言うのが東北らしいな。
三日とも10時間以内の行動時間だから大丈夫だろうが、ノンビリし過ぎないようにしないとだな。
駅で洋食がベストなんだがなあ。
調べたら駅の近くに「金宝堂」という洋食屋があって、俺の好きなトンテキが名物なんだと。
行きも帰りもここで決まりだな。
初日は大丈夫そうだが、二日目・三日目どちらか雨だったら三ツ石山荘から下山だ。
元湯夏油の自炊棟に三泊して、温泉三昧とブナの新緑や花を楽しんできた。
13日の道路開通と同時の営業再開だったから、雪で壊れた処があちこちにあり修理中だった。
ひょっとしたら俺一人かもと思ったが甘かった。
毎年来る常連客3人が来てたし、旅館部にも10人位は来てた。
元湯夏油の状況
この雪ももうそろそろ無くなってるかな
この鳥居の先から右に行くと登山道
「真湯」の屋根は崩れ、対岸の「目の湯」は橋が架けられず入れない。
「大湯」と「疝気の湯」が入れたからどうって事なかった。
その「大湯」が夏と違って、ちょっと熱い銭湯並みだったのは拍子抜け。
「兄弟桂」の大木と周りの花達(5月14日)
なかなか立派な桂
周りに白い花がいっぱいだった
二輪草
サンカヨウがあったのには驚いた
上の赤い鳥居からの道の花達
タムシバ
咲き残りのカタクリとキクザキイチゲ
ここも二輪草とサンカヨウがあったし、シラネアオイも一輪だけあったが向こう向きで写真無し
駒ヶ岳への道の途中までの花と景色(5月15日)
タチツボスミレがメチャ綺麗
緑のシャワー
マイズルソウだらけ
ムシカリ(オオカメノキ)の新鮮さに感動
イワカガミも開いたばかり
下の雪渓手前にあったショウジョウバカマ
崩壊した雪渓
下にきれいな雪の塊が見える
帰りに撮ったそのアップだが割れたばかりだな
これを歩く度胸?なんて無い
この道標から200メートルくらい先に出て来た
登り出して直ぐに雷みたいな音が聞こえたんだがこれだったんだ。
割れたところが真っ白だったから間違いないし、こんな危ないところを上るほど馬鹿じゃないから即撤退する事にした。
二股になっていて右股が崩壊してたんだが、道は左の雪渓を超えるようになってて如何にも厭らしさ全開。
コシアブラは残念だったが来年にでも何処かでゲットしよう。
雪渓で出たばかりのフキノトウ(帰宅して天麩羅)
フキを採りに歩いた車道脇の花や沢(5月16日)
のっけに出てきたレモンイエローのスミレ
なかなかな連瀑?
二輪草はあちこちにあった
ブナの花の後?
タネツケバナ?
メチャ小さいスミレ
牛形山?
ほぼ温泉三昧の逗留だったがこの時期に結構花も楽しめると分ったし、あの激熱の「大湯」がこの時期には普通の熱い湯だというのが分かったのが収穫。
それとあの渡渉でしか渡れない夏油川に、いよいよ今年には橋ができるらしい。
三年がかりらしいが焼石岳への縦走が楽になるな。
牛形山から白っ子森・鷲ヶ森山・丸子峠先の分岐
その1でも書いたが牛形山から先は道標が丸子峠先の分岐の壊れた物のみだった。
ヤマップの地図だと丸子峠と書かれてる処には何も無くて、ちょっとした登りをこなしたコルにボロボロの道標があり丸子峠とあった。
ここの道標くらいはきちんとした物を設置しないと拙いだろう。
それと白っ子森から鷲ヶ森山への途中でイチイの大木の下をくぐるから注意すべし。
途中で行き遭った中年夫婦はとても道とは思えず引き返そうとしたところに、ツアー登山一行に追いつかれガイドに教えて貰ったと宿で話していた。
まあ、普通にスンナリくぐると思うが頭に入れておく事。
それと白っ子森と鷲ヶ森山からの下りの一部が急下降で長いロープを使わないととてもじゃなかった。
牛形山のロープ場が有名だが、こっちの方が凄いと思うし何度も振り回されてひっくり返された。
俺の降り方が下手なだけだったんだろうが、時間を短縮できるメリットはあるが普通の道じゃないな。
山岳会の山屋達が無理やり付けた道なんじゃなかろうか。
まるでアスレチックで遊んでるようで一風変わった道だった。
白っ子森山頂まで
道は細いがはっきりしてるから安心だ。
雨で湿っているとめちゃくちゃ滑るから低い所に足を乗せる事。
南側は紅葉まだまだだが北側はしっかり秋山だ。
山頂の雰囲気ある石像
北の鷲ヶ森山が近い
中央奥の鳥海山は微かだがはっきり見える。
かわいい山名標だが手書きは味があるよな
鷲ヶ森山から丸子峠先の分岐まで
頂上を後にしてロープ場手前からは鷲ヶ森山がデカい
ロープ下降をこなすとはっきりした道が続くが、あのイチイの大木の登場だ。
入口(石っ子森側)
出口(鷲ヶ森山側)
どう見ても下の穴を抜ける一手だろうに、ここを迂回しようと考えるのが理解不能。
腰を屈め膝を付かずに歩いたような気がするから道だと分かりそうなもんだが。
鷲ヶ森山への登りはそんなでもなかったが、丸子峠から先の一登りが堪えたな。
昼飯抜きで歩いた為のガス欠状態で疲れが溜まってたんだろう。
鷲ヶ森山の頂上はよく分からなかったが、中央の明るく小高いのが手強かった。
ヘロヘロになって辿り着いた分岐の道標には呆れてしまった。
幾ら地元の物好きしか歩かないと言ってもこれは無いだろうよ。
現に俺や白っ子森手前で出くわした中年夫婦も歩いたんだから。
これに書いてある夏油キャンプ場目がけて降りたんだが、途中に素晴らしいブナ林があって浅草岳のを思い出した。
ガスが湧いて幽玄の世界だ。
分岐で16時ちょっとだったから日没迄1時間。
焦ったが体が重く何と林道に17時半で宿まで15分だった。
ギリギリ夕食時間に間に合ったが、何度も転んだり右膝が少し痛んだりしたが無事下山できて良かった。
下山時のブナ林は再度行ってみたいが、学友達と一緒に散策がてら歩く手もあるな。
10月10日に日帰りで歩いたが、この後は3日間雨模様という結果で大正解。
山よりも湯治の方がメインだったし、歩き自体も結構面白かったので大満足。
道標も牛形山まではあったがその先からは全く無くなった。
それでも道はしっかりしていて迷いようが無い。
少ないが歩く人間がまあまあいるらしい。
宿にWiFiが無くて記事アップできなかったから何だか書く意欲が薄い。
景色と注意点くらいの簡略な記事にする。
元湯夏油から牛形山
コースの注意点は番号八の先から稜線の間のロープだな。
ロープに全体重をかけるなとは分かっていてもついやってしまった。
極力手を添えるくらいにして足と手で登るべし。
番号六までは結構時間がかかるが番号七からは僅かで山頂だ。
宿の敷地にあるこの神社脇の道から登山口へ向かう。
20分くらいで牛形山登山口だ。
なかなか雰囲気良い道だ。
10時着。番号五だから丁度半分と思うのは単純過ぎる。
丁目なんてほぼデタラメなんだから。
10時40分着。この六は五から結構かかって到着して、腹が減って朝買ったソフト煎餅で小腹を満たした。
カップ麺持ってたんだが湯を沸かすのが面倒だったんだ。
不思議と電波状況が良くて家へ現在地をラインで知らせた。
奥の三角の山は横岳?
11時40分着。ここまで来ればもう少しだ。
ここから頂上まではたった40分で着いた。
途中立派な水場があった。
12時着。やっと白っ子森分岐で、頂上目がけて稜線へ向うがあのローブ場が待っていた。
大した斜度じゃ無かったがロープ使いまくってしまった。
12時10分着。稜線に出て少し歩いたら出て来た。
予想通りに番号の間隔はムチャクチャだったな。
12時20分着。九から少しで頂上だったが、中央奥遥かに鳥海山が見えてる。
経塚山方面は雲が湧き立っていた。
まあまあの景色だ。
元湯夏油を8時10分に出発して頂上に着いたのは12時20分。
コースタイム(ヤマップ)3時間10分を4時間10分はまあまあだったかも。
この後が結構苦労したんだがその2へ続く。
今日から元湯夏油で温泉三昧しながら、合間に夏油三山の駒ヶ岳と牛形山。
新宿駅で早速やらかしてしまった。
みどりの窓口で往復乗車券の方が片道よりも得かどうか尋ねた。
返事は片道601キロ以上じゃないと割引は無いとの事で片道切符に決定。
ところが大宮から北上で買ってしまい、入場する際にスイカでタッチしてしまった。
その後気になり切符を確認してみたら、東京都区内から北上になっていた。
下の乗車券の5620円が新宿北上の金額なんだから、このままではダブリ支払いになっちまう。
俺のうっかりミスだし仕方無いなと思ったが、大宮では改札は出ないで乗り換えだった。
新幹線改札口の係員にその旨話したら、アッサリと新宿でのスイカ入場記録を抹消してくれた。
案外と俺みたいな慌て者が多いみたいだ。
あの新宿駅みどりの窓口のお姉が、大宮まではスイカのタッチ不要ですと一言言ってくれたら良かったんだ。