今年はまだ咲き始めだが花付きの悪いのは歴然。
裏表は単純ではないみたいで、山岳さんが歩いた一昨年は
当たり年だったみたいだから上手く行かないもんだ。
その年の気候が微妙に影響するのだろうが、
花が見たい時は事前にビジターセンターや桃の木山の家にでも
問い合わせた方が良いだろう。
俺は今回は滝と新緑が目的だったから問題なかった。
このコースは日出ケ岳から堂倉滝までは尾根の下降、
それからは谷をトラバースするルートで、道が歩き易く
整備されているのに感心した。
あの大崩壊地を含め緩やかに下っていくように道が造られていて
予想に反して頗る快適な道だった。
鎖が結構な数張られているが道幅は結構あるし
それに頼って歩く必要も無い。
滑ったときの為に手を添える程度で十分だ。
滝は期待通りのスケールで新緑と共に楽しめたが、
秋の紅葉の時に千尋滝辺りまで下からピストンするのが良いかも。
帰りにノンビリし過ぎてバスに間に合わなくなり、
必死で急いで3分遅れで辿り着いたら待っていてくれていた。
事前に予約していたし先行者が俺が降りてるのを伝えてくれていたしで、
待ってくれていたのだろう。
JRの特急には30分の余裕があったから、多少の時間は待つのだろう。
しかし大ドジをやらかして恥ずかしかった。
本厚木からの夜行バスに24:35乗車して天理駅下車。
予定よりも早く6:10頃到着。
9時大和上市発のバスには余裕ありすぎる位だったに
上市で何かあるだろうとそのまま向かったのがドツボ。
駅周辺には何も無く前夜に女房が朝飯用に作ってくれた握り2個と
ゆで卵2個・魚肉ソーセージ1本を待合室とシャクナゲ平で食べた。
大台ケ原のバス停近くで食事できたが、下りだし行動食もあるしで
チョコ1枚買っただけで歩き出した。
日出ケ岳の頂上は人だらけで展望台からグルッと眺めて即下山開始。
空気が澄んでいて素晴らしい眺めだったが、熊野灘が意外と近いのに驚いた。
丹沢からの駿河湾程度の距離感だったから案外と近いんだ。
条件が整えば富士山が見えるらしいがさすがに無理だった。
写真を時系列で載せてみる。全てクリックでオリジナルサイズに拡大する。
北から反時計回りだが最後の尾鷲方面を撮り漏れた
山上ケ岳から八経ケ岳先までのアップ
これから尾根から谷への下降
シャクナゲ平からシャクナゲ坂は花付き悪く今年は楽しめなさそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/06/a87ef94ef3119628fc535c1933cfc276_s.jpg)
堂倉滝はそれ程の滝ではなかったが傍にアケボノツツジを思わせるツツジが咲いていた。
説明版にはブナがあると書いてあるが殆ど無かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/37/88622b8d48804797a3d161d9acdf4fb4_s.jpg)
与八郎滝は有名ではないみたいだが俺は好きだ。
二条の流れがなかなか良い。この道標では左へ進むようになっているが
右斜めに上がるのが正解。左へ少し進んで左斜めに歩けばOKみたいだったが
素直に右斜めが分かり易い。そのまま左へ歩き切れ落ちた所に出て面食らった。
光滝と大崩壊地周辺
七つ釜滝周辺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/dc/82919c78259f7fec40f394ff89c5c71e_s.jpg)
七段の滝みたいだが全部は見えない。
白い花はアオダモの花らしい。結構綺麗だ。小屋前の河原にあった。
下山日の桃の木山の家からの写真
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/94/f434bb36b812dea3315966692d4af96e_s.jpg)
椿だと思うが花弁が多くて珍しい。小屋から2番目の吊り橋下にあった。
藤の花やら雨やらやたらと撮ってたがそんな余裕は無かったんだ。
バスなんだから1時間は前に着いてないと駄目だな。
それと一泊二日の山旅に交通費・宿泊費で35,000円はコスパ低過ぎ。
北海道や九州の山に飛行機を使って行く方が安上り。
ついでに帰りのバスで一緒だったオジンの情報だと大台ケ原にある宿の
食事は最低だったらしい。小さな鮎?と二三点だけとか。
桃の木山の家も飯のお替りを検討してOKとか味噌汁お替り無しとかで
山小屋では考えられないみみっちさ。
二年前の山岳さんの時とは段違いで原価を安くしてるらしい。
山岳さんのレポートは一つ前の記事にリンク先がある。