大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

ハン・テングリを撮り登る

2014年01月31日 | 山その他
昨日NHK・BSの再放送「グレート・サミット」を観た。

1月4日放送の再放送だったが凄かった。

一流のクライマーが自分で写しかつ登るというもの。

その山は

天山山脈の雄峰「ハン・テングリ」

遊牧民が霊峰と崇める山だが、標高7,010mで、
天山山脈第二位の高峰だ。

これに登るのが日本有数のクライマーで山岳写真家・平出和也。
アシスタント三戸呂拓也・カメラマン佐々木・ロシア人ガイドの
三人と挑んだ記録だが、なかなか面白かった。

昔、自分で撮りつつ実況放送して「チョモランマ」に登ると言いながら、
やたらと失敗して下山の記録ばかりを流してたのがいたなあ。

この人はちゃんと登って無事下山してきた。

ネットで日本の気象情報士から好条件な日を教えてもらうというのは普通みたいだが、
それでアッタクの日を決めて、通常は4日を要するのを2日でやっつけたのだ。

使うカメラも色々と工夫をして物干し竿みたいな長いのも作り、
上から見下ろす感じの絵を撮っていた。

標高6000mから7000mへ重量15kgの荷を背負って登るのだから、
とんでもないスタミナの持ち主達だった。
ロシア人ガイドは三脚を持つだけの為に雇っていたが、さすがに腕力にまかせて
エイヤーと登っていた。
白人達の馬力の違いには脱帽だが、日本人3人も立派。

ハン・テングリのショルダー(最終幕営地)から朝5時に発ち、
予定の14:00を遥かに超える18:00頃に登頂して、
18:30に下山開始し23:00過ぎに帰着。

何と18時間の行動時間!!!

通常は1・2・ショルダー・3・4の幕営地を使って、
4日を要するところをショルダーから一日で登頂したのだ。


それも俺達の3,000mの倍以上の高度でなんだから凄過ぎる。
普通は重量を可能な限り小さくして登るのに撮影用の機材を背負ってなんだから、
もう感嘆するしかない超絶のスタミナと気力だ。

新しい発見が二つ。

一つはベースキャンプはキャンプ村になっていて食事とテントが
提供されていた事。
営業小屋の代わりだが、体力的には相当楽だなあ。
このB.C.までは大型ヘリで飛ぶ。

あと一つは登る時は固定ロープにユマールという登高器を使う点。
これが無かったら登る事はできなかったろう。

何もしないでも物凄い山岳風景を見る事ができるのも
こんな超人達がいるからなんだ。

せいぜいテレビの山岳番組をチェックして見逃さないようにしよう。



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夜中に脚が攣った!

2014年01月30日 | 温泉/健康
寝入る寸前に左の脛が、続いて右脛が攣ってしまった。

大昔に寄からユーシンロッジに向かう時に右太腿?が攣った事があったが、
それ以来の痛さだった。

山友のK氏がスイスのトレッキング中に全身が攣ったと言っていたが、
脛でも結構堪らないのだから死ぬかと思う程だったろう。

久し振りの痛さだったが、一体どんな理由で攣るのかなあ。

どうも水分不足だったのが一つの原因かも。
殆ど汗をかかなかったので行動中は全く水分補給をしていなかった。
昼も食べなかったので駅で甘いのを食べて白湯を飲んだだけだった。

今も結構ダメージが残っているから、ちゃんと対策を練っておかないと
えらい事になりそうだぞ。

家で攣る分には致命的な事にはならないが、山中ではそうも行くまい。

ネットで見てみたら結構当てはまりそうでなんだか寂しくなる。

1:筋肉の激しい疲労
2:十分に筋肉を温めずに急に力を入れる
3:エネルギー不足
4:水分摂取不足、過度な発汗などによる脱水
5:カリウム・ビタミンの不足

1.3.4.が該当しそう。

全く水も食料も摂取しなかったのは初めてだったが、
途中でラーメンでも食べれば良かったんだ。
バナナがカリウム不足に効くらしいから山の四五日前から
食べておけば良いらしい。
そういえばY氏は必ずバナナを持参していた。
バナナチップスなら軽いし長持ちするが。

攣ったら筋肉を伸ばせば良いらしいが、痛いからなかなか辛い。
攣りそうな予兆があるから、即筋肉伸ばし運動をするのが効果的。
日頃からストレッチを入念にやる癖を付けないと駄目だな。
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西沢渓谷の氷瀑はイマイチ

2014年01月30日 | 中央線沿線
平日の山は勝手が違って面食らう。

6時過ぎに乗っても通勤・通学の客で混雑しており、
乗り換える時に長蛇の列で、危うく乗り遅れないかと心配したほど。

高尾で乗り込んだ小淵沢行き普通列車の先頭車両は高校生であらかた埋められたが、
皆上野原で降りてしまった。

それと山屋が俺の他は誰もいない。土日は山屋だらけなのに、あまりに極端過ぎるが、
寒いので年寄りは家でじっとしてるのか?

それにしても今朝は雲一つない極めつけの青空だよ。

雪で苦しんでる人達には悪いが、これぞ関東の冬空。

大月であらかたの乗客が降りて、残ったのはたったの五人。

外気は相当に冷え込んでいるみたいで、窓側の肩が冷えて寒い。
おまけに暖房が弱い。

滝子山から大菩薩への山々も丹沢とあまり変わらない姿だから、
それ程雪は深くはなさそう。

しかし相当に寒そうで、雨具の下を穿いたくらいでは駄目かも。
沢で陽も当たらないだろうし。


勝沼ぶどう郷のホームからはいつも通り、南アルプスが甲斐駒から聖まで見えている。

皆白く雪化粧して素晴らしい。



一枚目の右端にほんの少し甲斐駒が覗いているが分らないかも。
右端の地蔵岳の右に手前の山の稜線と重なる感じだから無理だろう。
二枚目は悪沢・赤石・聖(ほんの先端だけ)
三枚目は北岳方面だが甲斐駒は消えた


湯の沢峠上の白谷ヶ丸からの南アルプス大展望を楽しみたいが、この寒さでの避難小屋は無理。


西沢山荘(廃業して廃屋)前でアイゼンを付けて歩いたが、
吊橋を渡った所で十分だった。
この吊橋の鉄板とアイゼンが作り出すキーキーと言う音が不愉快そのもの。
滝への道はアイゼン無しでは剣呑だ。

この渓谷の道とそれから先の道も閉鎖の看板があったが、
アイゼンがあれば全く問題無い。

  

看板では全て通行禁止という事らしいが良く解からん
吊橋(山側から)ここまではアイゼン無しでOK    
鶏冠山方面の可愛い案内板もある


滝は完全氷結しておらず、色も白のみであまり見応え無かった。
新緑と紅葉の時が良さそう。



アイゼン無しでは危ないから入山はするなという位では駄目らしい。
この程度の道だと普通に歩けると思うのか?

  

一枚目は「三重の滝」二枚目が「竜神の滝」で三枚目は「母胎渕」
「竜神の滝」が良い姿をしている。
「母胎渕」は三浦半島歩きで見たポットホールの川版かな?


  

一番姿が良いと言われている「七ツ釜五段の滝」 
上の方がまるで堰堤みたいな水平の落ち口で興を削がれる。


その他水の流れやらなにやら載せてみる。殆どインパクトないが。

    
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隼温泉は湯が贅沢

2014年01月29日 | 温泉/健康
大きな鯉の作り物の口から、放物線を描いて湯が放出されて、
ザーザーと湯船から溢れ出ている。

東京近郊の循環させて湯を使い回ししている湯宿が見たら、
目を剥きそうな豪勢な湯の使いっぷり。

ここの湯はぬるめで軟らかいし、
肌にやさしいからリピーターが多そう。

Y氏から良い湯だと聞いて入りたかったのだが、
なかなかチャンスが無かったのにラッキーだった。

最後の七つ釜五段の滝で一緒になったオジサン二人組みに、
バス停手前で追いつき、どこからかと聞いたら甲府と言うので、
隼温泉まで乗せてくれと言ったら即OK。

車中で大キレットの話などしていたら、
名刺をくれて山梨の山ならいつでも一緒するだと。

俺も大概だがこんなオジサンは初めてだった。

今日の相棒さんは毎週は行けないので、
そのリザーブ候補に指名したいらしい。

こっちも渡りに船で、名前と携帯番号を書いて渡した。

その内どこか行く事にしよう。

軽のボックスの後ろ座席を倒して寝られるようにして、
日本中を廻ってるとか言っていた。
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墓問題を考えてみる その1

2014年01月28日 | 政治・経済・社会
昨日「あさイチ」で「夫の墓に入らない」というテーマで、
既婚女性の賛成反対の討論とかいろいろとやっていた。

何でも夫の墓に入りたくないと考えてる女性が59.1%で、
入るという人は40.1%だそうだ。
全国1,488人に聞いての結果。

ペットと一緒に入りたいからとか、仲の悪い義理の両親と
死んでまで一緒にいたくないとか、なかなか面白い意見があった。

そもそも墓問題とは生きている人間の問題で、生きているうちにできる事は
自分の事ではなくて、俺ならオヤジやお袋の墓をどうするかという事。
俺の墓をどうこうしてくれと言ってもあまり意味が無い。

死んだ後は自分の意思とは無関係に、残された人間が決める事だからだ。
「死んだ後はこういう風にしておくれよ」と言うのは自由だが、そうなる
確率はどんなもんだろうか?

で現実に戻ると、俺の場合は九州の西の離島に俺の先祖の墓はある。
父方・母方とも同じ村の墓地にあるから、すっきりはしているんだ。
ただしやたらと遠方にあると言うのが問題と言えば問題だが、
飛行機とフェリーを使えば待ち時間を入れなかったら10時間程度。
博多港からの夜のフェリーを使えば、夜発って翌朝6時には島に上陸できるから
そんなには不便でもない。

ガキの頃夏になれば泳ぎに帰っていたから馴染みはあるし、釣りも好きだから
俺は全く苦痛ではないが、息子達はそうは行くまい。
滅多に行く機会がないから観光と思えば楽しいかも知れないが。

俺が死んだら島の墓に入れてくれとは言い残すが、実行されなくても仕方がない。

ほんの時々で良いからたまに、例えば北岳のニュースや大雪のニュースが流れた時に、
オヤジは好きで良く行っていたよなあと思い出してくれたらそれでいい。

死んだら俺と言う動物の物理的存在は終わりで、後は残った人間の気持ちの問題。
オヤジとオフクロを見送った俺は、年に一度は墓参りしようとは思っているが、
いつまでそんな気持ちでいるだろうか。

生物的な次元なら息子や娘を残した事で一応役目は果たした訳だ。
生物誕生の太古から連綿と繫がって来た命の連鎖を断ち切らなかったのだから、
一応は役目を無事終了させたと言う点では満足な一生だった。

動物を見てみれば分るが、当然ながら墓なんて物を持っているのはいない。
死んだ場所で朽ち果てて他の動物の餌になったり、
海や土に同化してしまい地球の一部になるだけだ。


墓を作るというのは人間特有の習俗で、生物学的には特異な現象なんだ
という事を押さえておこう。
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西沢渓谷は冬季通行止め???

2014年01月28日 | 中央線沿線
どうにも釈然としないのだが、12月から4月末の山開きまでの間
西沢渓谷の遊歩道は通行禁止らしい。

大昔に会社の同僚達と西沢山荘に泊まって歩いた事があるから
その後にこんな事にしたのだろう。

アイゼン無しや藁を巻きつけただけで歩いて結構滑落死が出ていた。
責任を取りたくないから一応通行禁止として、事故が起きても
責任は取らないというスタンスなんだ。

昔、大月市役所に麻生山への長尾根の登山道で危ない所があるから、
その旨分岐に看板を出したが良いとメールしたが梨の礫だった。
登山者の為に通行止めなんてやっていないという証拠だ。

それと今大人気で沸騰している日光の「雲竜渓谷」は先日死亡事故が
発生したばかりだが、通行止めにしたなんて聞かない。

ネットで調べてみたら、最奥の七つ釜五段の滝から先は通行禁止の
看板があったからそこまではOKらしい。

せっかくの寒気の贈り物を見ない手は無いから行ってみることにする。
危なそうだったら引き返せば良いだけだ。

山梨市駅9:12発の市営バスに乗り、帰りの西沢渓谷入り口発の
最終は16:25だから行動時間は約6時間。

普通に歩けば十分な時間だろう。

山岳さんの雲竜渓谷の弩迫力の氷のモンスターとは較べようもないが、
それなりに迫力ある氷瀑を楽しめそう。



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農薬冷凍食品容疑者逮捕!

2014年01月27日 | 政治・経済・社会
死者が出る最悪の食品テロでなくて良かったなあ。

しかし、容疑者の老け具合には驚いたなあ。

とても49才とは思えない。
69才と言っても不思議でないくらいの劣化ぶり。

契約社員で給料が安いのに、
ボーナスを減らされたのが直接の引き金だろう。

同僚の話ではつまみ食いもしてたらしく、
とんでも社員だが、こんな人間だからこそ、給料には敏感。

一番の問題はやろうと思えば
何時でもこんな事ができる管理体制だろう。

食品工場でこんなチェック体制が普通とは正直驚いた。

今までよくこんな事件が起こらなかったなあと不思議だが、
従業員の誠実さ頼みというのは駄目だろう。

チョコレート業界大丈夫かな。
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さすがに筋肉痛だ

2014年01月25日 | 山その他
昨日は太腿が痛くなってしまった。
久し振りの筋肉痛だったが、さすがに標高差1200m。

立派な存在感の示し方だが、入り口の看板に
低山と侮るな、北アルプスに匹敵する標高差だと
書いてあるがその通り。

この大倉尾根を日帰りで塔ノ岳まで行けたら
殆どの山は行けると思う。

今まで行った山でこの大倉尾根よりも辛いと
思った山はほんの僅かしかない。

何が辛いといって半分が階段じゃないかと
思うくらいの道だからなあ。

特に花立山荘下の階段は下りには辛い。
下を見ると結構な斜度だというのが良く分かる。

尾根歩きだが眺望は無く、階段ばかり歩かされてる感じから
バカ尾根とも言われるが、冬の間は登る左手にあちらこちらで
白く綺麗な富士が顔を見せてくれる。

来週は西沢渓谷に凍った滝を見に行ってみよう。
昨日見た数日前の新聞の神奈川版に、横浜の男性の
日光・雲竜渓谷での遭難の記事が載っていた。

ネットで見たら、仰天モノの大氷瀑で行ってみたくなったが、
軽アイゼンでは無理みたいで諦めた。
そういえば西沢渓谷も今は氷瀑になっている筈で行く事にした。

塩山からのバスは無いみたいだが、山梨市のバスが通っている
みたいなので大丈夫だろう。
一応月曜日電話で確認してみよう。

しかし、この遭難も行き先を書いてなかったらしいが、
奥さんがネットの履歴を調べて雲竜渓谷だと分かったらしい。
行き先だけは絶対書いて行くべし、「山に行ってくる」なんて
何も言っていないのと同じだ。

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正蔵が逝っちまった

2014年01月25日 | その他
出だしの流れから何となく正蔵が逝くのではと
思っていたらやっぱりだった。

オヤジと同じで寝たまんま逝ってしまったが、
最高の幕引きだったなあ。

朝、気が付いた俺は大慌てさせられたが。

思い出して思わずホロリとさせられたが、
オヤジやお袋が逝ってしまった後、
殆ど思い出して悲しむなんて事が無いのは何故なんだ?

人が死ぬ、それも寿命で死ぬという事は自然の事で、
何の不思議でもなく悲しい事でもないという事かな。

そういう死に方をしたいものだが、
なかなか上手く行かないかな。

それにしても希子の可愛さはどうだ。

最初見た時にあまりパッとしないなあと
思った俺の審美眼たるやトホホも良いとこだ。

第一印象というのも当たったり当たらなかったり
結構面倒くさいモノだ。
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丹沢の小屋も減った

2014年01月24日 | 丹沢
昨日の歩きで一番最初に出てくる茶屋の「観音茶屋」が廃業してる感じだった。
滅多に開いてる時が無かったが、昨日の佇まいはとても開ける日があるとは思えなかった。

表尾根にある新大日茶屋というのも一度も開いてるのを見た事がない。

1994から山をやりだして買った「丹沢を歩く」(1992)に記載された小屋の内で廃業したのは以下。

ヤビツ山荘・書策小屋・富士見山荘の三つは取り壊されて更地になっている。

ユーシンロッジは休業のままで再開は無理なのかな。
立派な建物なのに勿体無い。可愛い風呂が懐かしい。

表尾根と大倉尾根は小屋が多過ぎなんだが、仲間内の共同管理みたいなのも多いみたいだ。

見晴茶屋がログハウス風に建て換わったのが珍しい。

昔はそれでもやっていけたのだろうから、登山スタイルが変わったのだろう。

大山下社手前に茶屋が数軒固まっているが、あれが稜線上にある感じか。

要するに散歩感覚で山を 歩き、喉が渇いたら茶屋でジュースを飲む。

こんな事は今は誰もやらないだろう。自分で担ぎ上げる。

それと誰かに連れて行かれないと、小屋に入るというのがためらわれるのでないか。

昨日も塔ノ岳山頂もそこそこの人出だったが、小屋で休むのは少なかった。

若い人が気楽に入りたくなるような仕掛けが必要だな、鍋割山荘の鍋焼きうどんみたいな。

泊まりは二食付きで6000円と手頃だから、夏山のアルプスの予行演習には持って来いだろう。

冬の霧氷や雪景色を楽しむのに泊まりなら、泥んこ道を歩かないで済む。

小屋もただ客が来るのを待つのではなく、積極的に仕掛けないと生き残れないだろう。

山ガール山ボーイで溢れかえるのに、小屋がドンドン減って行ったら洒落にもならない。
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大倉尾根で泥遊び!

2014年01月23日 | 丹沢
雪遊びでもと思って大倉尾根から塔ノ岳へ行ってきた。

大倉で鍋割か塔か迷ったが、林道歩きがかったるくて塔へ。

大倉高原山の家の水場は凍結の関係だろうが使えなくしていた。
ここの水を汲もうなんて考えていたら駄目。

のんびり歩いて疲れはしなかったが、何と5時間もかかった!

普通は3時間程度で登ってるみたいで、超速い人間は2時間程度。
途中で追い抜いたお爺さんは80を超えているというのに
6時間かけて登っているとかで、「それは凄い80になって
こんなきつい山は登りませんよ」と返したが感心した。

それに引き換え何という体たらくだろうか!
もうちょっと鍛えないと拙いだろう。

尊仏山荘でゆで卵・キャベツ・ネギ・魚肉ソーセージ入りの
豪華?なラーメンを食べていたら、短パン・長靴のオジサンが登場。
何と2月8日に4500回目の登頂をする「塔ノ岳のチャンピオン」だった。
同じ山に4500回!そりゃ又凄いの一言。
居合わせた男性客が写真をと言ったら両手を挙げてピースサイン。
なかなか堂に入っていたが、4500回とは!
しかし他の山に行く気は起きないのだろうか?
一発突っ込んでみれば良かったなあ。


雪の頂上

金冷やしと塔の間だけ6本爪の軽アイゼンを使ったが、雪は殆ど無い。
替りに泥田が至る所にあってウンザリしたが、花立から下りての平地が
泥のグランドで、ここを歩いてる内に、天神尾根から下りて林道を
歩くのが馬鹿らしくなり、そのまま馬鹿尾根を降りた。
朝は泥田を歩くのが嫌でそうしようと思ったんだが、ここを歩いてる内に
どうでも良くなってしまったんだ。
マジで泥遊びのような感じになって、その後に出てくる泥田なんぞ
楽しいくらいだった。

やっぱり朝早い内に歩かないと泥だらけになる。
当分はこのルートは歩きたくはないが、どうにかして4時間で登るように
鍛え直さないと祖母・傾なんぞは画餅も良いとこ。

携帯が殆ど圏外な上にデジカメを忘れたので写真がほぼゼロ。
堀山の家前から富士が綺麗に見えたのに携帯では殆ど分らない。
肉眼ではバッチリなのに駄目な携帯だ。

春に4時間目指して頑張ろう。


尊仏山荘のミーチャン(オス・14歳だと)

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泥田の丹沢を歩かない方法

2014年01月22日 | 丹沢
大倉尾根も表尾根も、後沢乗越からの鍋割も
あの泥濘の道が無ければ最高なんだが。

これは冬の丹沢に登った人間が皆思う事だろう。

滑って歩き難いし、靴は泥で団子になっちまうし、
スパッツも泥だらけとくる。

どうしたらこの地獄から逃れる事ができるか。

一番は全コースが雪道になってる事だが、残念ながら
そんな事はありえない。
下山時には必ず泥田の中を歩く破目に陥る。

雪山の今だと雪が融けるし、雪が無い時は霜柱が融ける。
結局道が凍っている時に歩く以外に手は無さそう。

夜中に登って朝降りるという手があるが、冬の夜中の
登りはちと辛かろう。
おまけに寝ないで歩き通すなんて無理。

朝だけ歩けば良い訳なんだが、例えば朝一番で大倉尾根を登り、
丹沢山まで歩いてみやま山荘に泊まる。
翌朝大倉尾根を降りるか丹沢三峰を降りるか。

尊仏山荘に寝て丹沢山をピストンする手もある。
表尾根を使ってヤビツまで歩く手もあるだろう。

朝早く降りないと融けてしまうから近場の小屋に寝るしかないが、
対象の小屋は「尊仏山荘」「みやま山荘」「鍋割山荘」「花立山荘」
「木の又小屋」あたりだろうか。

取り合えず考えてみたが、その他にも色々手はあるだろうから
自分で考えられたし。







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三浦半島・岩礁の道

2014年01月21日 | 釣り・海遊び
島の磯とは大分違いがある5時間程度のハイキングだったが、
いつもと違ってアップダウンが殆ど無いから楽は楽。

順を追って書いていこう。

三浦海岸駅を出た右手のバス乗り場から乗ったが、
三浦霊園前バス停手前にカモメの大群がいてビックリ。
傍で撮りたかったがバスの中ではどうしようもなかった。

 


松輪のバス停から少し戻り、大浦海岸へ向かうが、途中に
大根畑が広がっており、作業中の男性に聞いたら三浦大根ではなく
青首大根だった。三浦大根は年末までらしい。

  


海岸歩きを始めて直ぐに「剣崎灯台」だった。
房総半島南端の野島埼灯台と共に東京湾を行く船舶には最重要の灯台だ。

   


正面に房総半島の山が見えるが、三角の山が有名な鋸山。




ここの海岸は独特の姿形だ。
黒い岩が堅くて残り、細い畝みたいになっている。

  


道は大体陸地の際に通しているが、どうも満潮だと際どい所もあるみたいだ。
安全に歩くには大潮の時の満潮の3時間後位から磯歩きを始めたが良かろう。
ここは5時間(休みも入れて)もあれば歩き通せると思う。
具体的に書くと、10時から歩き出すとすれば朝7時が満潮の日に歩く訳だ。
気象庁のHPに潮汐表がある筈だから、油壺を見ればOK。
これだけは守らないと歩けない事態に陥る。

   


伊豆ほどではないが結構綺麗な海で、釣り人も多かったが獲物は殆ど無かったようだ。

   


ここの磯は海藻が豊富で、特にヒジキが多くて名物みたいだ。
しかし、あちこちにある潮溜まりに魚や貝などの生き物が少ないのが不思議。
島の潮溜まりには賑やかな位なのに何でいないのかなあ。
丁度収穫を終えて帰る所だったがヒジキの畑みたいな場所があるんだ。

  



江奈湾には干潟があったが可愛い規模だったし、鳥たちもいなかった。

  


毘沙門湾にカモメやウミネコ?が群れた瀬があった。




途中で白浜毘沙門天前を通るので寄ったがどうって事無かった。

  


それからポットホールが沢山ある所に長方形の風呂みたいなのがあった。
これも自然にできたのだろうか?ちと信じ難いが。
やっぱり何かの為に掘ったんだろうなあ。
こんな風に綺麗な長方形になる訳が無い。

  


最後の宮川のヨットハーバーの先に食堂があり、
木曜以外の9:00-17:00営業らしい。
風力発電の風車は全国いたる所にあるなあ。
痘痕のある岩があったが、この痘痕が取れて穴になるらしい。
途中にそんな岩があって何だろうと思っていたんだ。

  


島と同じように磯ヒヨドリが多かったが、丁度目の前にとまったから撮ってみた。
なかなか可愛いし、結構綺麗な声で鳴くんだ。

 
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三浦半島磯歩き!

2014年01月21日 | 釣り・海遊び
今日は寒さも緩むらしいから、三浦半島先端部の磯歩きにした。

小田急・相鉄・京急を乗り継ぎ、三浦海岸駅からはバスで松輪へ。

そこから大浦海岸海水浴場へ歩き磯歩きの開始。

朝の電車は人だらけで、危うく女性専用車に乗りそうになって慌てた。

こんなのは世界中探しても何処にも無いだろうな。

多分男性に対する差別だとクレームを喰らいそう。

どうにか一席空いていて座ったが巨漢二人の間で頗る窮屈。

今日は岩歩きだから、大キレットで履いた靴にした。

海水で濡れた岩や桟道を歩くから、滑り難い靴じゃないと危ない。

三浦海岸駅9:38のバスで松輪下車して歩き出す。

天気も良いし久し振りの磯歩きだが楽しめそう。
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三浦海岸磯歩き

2014年01月16日 | 釣り・海遊び

カテゴリーを何処に入れるか迷ったが、海遊びの範疇に入れて良さそう。
磯遊びの延長みたいなものだからな。

さて、何処から何処へ歩くかね。

三崎口まで電車に乗って、それからバスか歩きで宮川湾に出て、海岸を歩いて大浦海水浴場までが良さげ。

途中に「竜宮神社」「白浜毘沙門天」「三浦神社」があるから寄る。
北条に滅ぼされた三浦一族関係の神社が多いだろうな。

磯歩きだから結構危ない所があるし、三点確保で歩き落下しないようにしないと、誰も見ていないからそのまま土左衛門だぞ。
本当はライフジャケットを着けて歩くのがベストなんだが、まあ落ちても海の上なら落ち着いて浅い所に戻れば良い。
問題は結構な高さがある所からの岩への落下だが、極力水線に近いルート採りをして歩こう。

20日の月曜が満潮7:19(油壺)だから、10時前後の歩き出しにすれば丁度良い位だろう。

6時間近くかかるとか書いてあるから、干潮の底が13:30前後になり歩きには丁度良い塩梅だろう。

雪で山に行き辛いが、海に案外と近いから色々遊ぶ所があるな。

M氏は小網代湾に注ぐ川の上流の歩きが面白いとか言っていたが、次回に取っておこう。

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