昨日NHK・BSの再放送「グレート・サミット」を観た。
1月4日放送の再放送だったが凄かった。
一流のクライマーが自分で写しかつ登るというもの。
その山は
天山山脈の雄峰「ハン・テングリ」
遊牧民が霊峰と崇める山だが、標高7,010mで、
天山山脈第二位の高峰だ。
これに登るのが日本有数のクライマーで山岳写真家・平出和也。
アシスタント三戸呂拓也・カメラマン佐々木・ロシア人ガイドの
三人と挑んだ記録だが、なかなか面白かった。
昔、自分で撮りつつ実況放送して「チョモランマ」に登ると言いながら、
やたらと失敗して下山の記録ばかりを流してたのがいたなあ。
この人はちゃんと登って無事下山してきた。
ネットで日本の気象情報士から好条件な日を教えてもらうというのは普通みたいだが、
それでアッタクの日を決めて、通常は4日を要するのを2日でやっつけたのだ。
使うカメラも色々と工夫をして物干し竿みたいな長いのも作り、
上から見下ろす感じの絵を撮っていた。
標高6000mから7000mへ重量15kgの荷を背負って登るのだから、
とんでもないスタミナの持ち主達だった。
ロシア人ガイドは三脚を持つだけの為に雇っていたが、さすがに腕力にまかせて
エイヤーと登っていた。
白人達の馬力の違いには脱帽だが、日本人3人も立派。
ハン・テングリのショルダー(最終幕営地)から朝5時に発ち、
予定の14:00を遥かに超える18:00頃に登頂して、
18:30に下山開始し23:00過ぎに帰着。
何と18時間の行動時間!!!
通常は1・2・ショルダー・3・4の幕営地を使って、
4日を要するところをショルダーから一日で登頂したのだ。
それも俺達の3,000mの倍以上の高度でなんだから凄過ぎる。
普通は重量を可能な限り小さくして登るのに撮影用の機材を背負ってなんだから、
もう感嘆するしかない超絶のスタミナと気力だ。
新しい発見が二つ。
一つはベースキャンプはキャンプ村になっていて食事とテントが
提供されていた事。
営業小屋の代わりだが、体力的には相当楽だなあ。
このB.C.までは大型ヘリで飛ぶ。
あと一つは登る時は固定ロープにユマールという登高器を使う点。
これが無かったら登る事はできなかったろう。
何もしないでも物凄い山岳風景を見る事ができるのも
こんな超人達がいるからなんだ。
せいぜいテレビの山岳番組をチェックして見逃さないようにしよう。
1月4日放送の再放送だったが凄かった。
一流のクライマーが自分で写しかつ登るというもの。
その山は
天山山脈の雄峰「ハン・テングリ」
遊牧民が霊峰と崇める山だが、標高7,010mで、
天山山脈第二位の高峰だ。
これに登るのが日本有数のクライマーで山岳写真家・平出和也。
アシスタント三戸呂拓也・カメラマン佐々木・ロシア人ガイドの
三人と挑んだ記録だが、なかなか面白かった。
昔、自分で撮りつつ実況放送して「チョモランマ」に登ると言いながら、
やたらと失敗して下山の記録ばかりを流してたのがいたなあ。
この人はちゃんと登って無事下山してきた。
ネットで日本の気象情報士から好条件な日を教えてもらうというのは普通みたいだが、
それでアッタクの日を決めて、通常は4日を要するのを2日でやっつけたのだ。
使うカメラも色々と工夫をして物干し竿みたいな長いのも作り、
上から見下ろす感じの絵を撮っていた。
標高6000mから7000mへ重量15kgの荷を背負って登るのだから、
とんでもないスタミナの持ち主達だった。
ロシア人ガイドは三脚を持つだけの為に雇っていたが、さすがに腕力にまかせて
エイヤーと登っていた。
白人達の馬力の違いには脱帽だが、日本人3人も立派。
ハン・テングリのショルダー(最終幕営地)から朝5時に発ち、
予定の14:00を遥かに超える18:00頃に登頂して、
18:30に下山開始し23:00過ぎに帰着。
何と18時間の行動時間!!!
通常は1・2・ショルダー・3・4の幕営地を使って、
4日を要するところをショルダーから一日で登頂したのだ。
それも俺達の3,000mの倍以上の高度でなんだから凄過ぎる。
普通は重量を可能な限り小さくして登るのに撮影用の機材を背負ってなんだから、
もう感嘆するしかない超絶のスタミナと気力だ。
新しい発見が二つ。
一つはベースキャンプはキャンプ村になっていて食事とテントが
提供されていた事。
営業小屋の代わりだが、体力的には相当楽だなあ。
このB.C.までは大型ヘリで飛ぶ。
あと一つは登る時は固定ロープにユマールという登高器を使う点。
これが無かったら登る事はできなかったろう。
何もしないでも物凄い山岳風景を見る事ができるのも
こんな超人達がいるからなんだ。
せいぜいテレビの山岳番組をチェックして見逃さないようにしよう。