藤浪晋太郎
メッツに移籍したもののノーコン病が再発し、マイナー落ちしてマイナーでも全然だめです。おそらく、そのうち放出か戦力外だと思います。
藤浪晋太郎には「イソップ」という精神的な持病があります。
メジャーに行って中継ぎに転換して上手くいき始めたところで、オリオールズが獲得し中継ぎとしてそれなりに貢献しました。
藤浪晋太郎が見落としていたことがあります。
オリオールズの投手コーチは、ノーコン投手再生に実績のあるコーチです。藤浪晋太郎が去年後半に成績が安定したのは、このコーチの指導によるところが大きいと思います。
ところが、昨シーズンFAになりメッツに移籍してしまいました。オリオールズの投手コーチの指導を受けられなくなったのが、ノーコン病再発の原因だったと思います。
だから藤浪晋太郎はオリオールズと再契約するべきでした。
今となっては遅いですが、藤浪晋太郎がメジャーに昇格するのは、困難だと思います。
吉田正尚
吉田正尚は去年は、レッドソックスのGMが獲得した選手でもあり出場機会が与えられました。
昨シーズンのオフに成績不振でそのGMが解雇されました。
これで監督はGMに気兼ねすることなく吉田正尚を起用することが出来るようになりました。
アレックス・コーラ監督の吉田正尚の評価は、DH兼代打でした。
今、メジャーではDH枠の使い方が、以前とは違います。有力選手を休養させたり、調整させるために利用します。DH要員は、その枠が開いているときにだけ先発起用されます。DH枠が開いていないときは、代打要員です。
これが吉田正尚の現在のチーム内の立場です。
レッドソックス吉田正尚、5戦連続スタメンを外れ欠場 コーラ監督「28日はDHで出場させる」
[2024年4月27日19時30分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404270001126.html
こうなってしまった理由は、吉田正尚がメジャーの外野手として水準の能力に満たないからです。
強打の選手なら守備が多少下手でもレフトで起用されます。長打力に欠け守備が下手だとDH要員に格下げです。
元々吉田正尚は、日本のファン・ソトと期待されて獲得された選手です。
本物のファン・ソトは、今年からヤンキースの2番か3番です。アーロン・ジャッジが3番の打順を好むので2番が多いです。
日本の打順なら3番か4番を務めています。
守備が下手なのと持久力にかけるのが、最大の欠点です。
そして去年の成績もOPSで「C」評価です。チームにいてもいいけれど、どうしても必要な選手ではありません。
今、メジャーの選手は攻走守が求められますから、「攻」だけの吉田正尚は、かなり評価が低くなります。
せめて鈴木誠也程度の長打力がないとDHすら難しいと思います。
吉田正尚は、メジャーではどのようなプレーが求められるのか理解していないような気がします。
昔式の打率思考ですね❓
打率が良ければ、それでいいだろう・と言う式の考え方です。
今、打者単体で見てもメジャーでは、OPSで評価します。
昨シーズンの成績
OPS.783はD(並)に近い方のC(良い)評価です。
出塁率.338は打率.289から考えると、それほど良い数字ではありません。理由は四球が少ないからです。
長打率.445は、やや低いです。
去年の二塁打33三塁打3HR15はやや少ないですけれど、ぎりぎり合格かな❓と思います。
やはり5年100億の契約の選手は、最低OPS評価でB(非常に良い).8334 – .8999は必要だと思います。
C評価では、半額以下でしょう。
今年は試合数が少ないこともありますが不調でOPSはE(平均以下)です。特に先発させる選手では、ありません。
鈴木誠也と比較すると、その不足している部分が良く分かります。
鈴木誠也は去年の8月から好調になり、チームの勝利に貢献しました。鈴木誠也の活躍があったからカブスは地区2位でシーズンを終えました。プレーオフは残念ながら逃しました。去年の鈴木誠也は「B」評価です。
ナ・リーグのOPSランキングで15位でした。
そして鈴木誠也は守備がいいですからライトに起用されています。
この大きな違いが、鈴木誠也はカブスの主軸バッターであり、吉田正尚はDHまたは代打評価を分けています。
だから吉田正尚はもっと守備練習をしてせめてレフト守備が出来る程度の守備力の向上が求められます。
打撃面では、OPSを向上させるプレーが求められます。
そしてシーズン後半の持久力の問題もあります。
去年は8月過ぎは、バテバテでした。
吉田正尚には、5年100億円の契約に見合うプレー内容が求められます。それを吉田正尚自身が理解しなくてはなりません。
1年20億円の給料に見合うプレーは、どのようなものか❓周囲の20億プレーヤーを見れば簡単に分かるはずです。
一番簡単なのは、鈴木誠也です。
鈴木誠也程度のプレーが出来なければ給料から考えると落第ですね・・・
鈴木誠也もいろいろ悩んだ末に自分なりに努力してプレーの内容が向上しました。
同じようにメジャーの壁を乗り越えられなければ、メジャーでプレーするのは難しいと思います。
吉田正尚に一番必要なのは、「考え方」の部分だと思います。要はOPSの意味を理解してOPSを「B」評価にあげろ・と言うだけのことです。
全ての項目を少しづつ向上させる地道な努力が必要です。
※吉田と同じような小柄な一流選手。
ムーキー・ベッツ OPS1.130
ホセ・アルトウーベ OPS.996
アメリカのソト OPS1.025
吉田は、日本のファン・ソトとして期待されてレッドソックスに移籍しました。中身が全然違うでしょう❓
ここまでやれとは言いませんが、せめてOPSで「B」評価は必要です。
レッドソックス吉田正尚、5戦連続スタメンを外れ欠場 コーラ監督「28日はDHで出場させる」
[2024年4月27日19時30分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404270001126.html
※ほぼ、コーラ監督は吉田に期待していません。
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