関西エアポートは、2017年冬期スケジュールでの関西国際空港の国際定期便が過去最高の週1,326便(12月ピーク時)に達すると発表した。これは、前年比で週114便増、2017年夏期スケジュールと比べると週58便増加することになる。そのうち、国際旅客便は週1,200便で開港以来はじめて1,200便を超え過去最高。国際貨物便は週142便で冬期スケジュールとしては過去6番目の便数になる見込み。
国際旅客便については、中長距離路線では昨年の冬期スケジュールに運航を再開したニュージーランド航空(NZ)のオークランド線が今年も週3便で運航するのに加え、12月からカンタス航空(QF)のシドニー線が10年ぶりに週3便で運航を開始します。また、同じく12月からスクート(TR)がホノルル線を週 4 便、シンガポール線を週4便運航する。
東南アジア方面では、9月から運航を開始したジェットスター・パシフィック航空(BL)が、冬期スケジュールでも引き続きハノイ線を週4便、ダナン線を週4便運航するのに加え、タイ・エアアジアX(XJ)のバンコク(ドンムアン)線も12月から1日1便増便し、週14便のダブルデイリー運航。これにより東南アジア方面は週159便(前年比20便増)となる。
短距離路線では、韓国方面で引き続き増便が続いており、9月からエアソウル(RS)が新規就航し、ソウル(仁川)線を週 14 便で運航しているのをはじめ、12月からジンエアー(LJ)がソウル(仁川)線をさらに増便し1日4便運航。また、中国方面では、深圳航空(ZH)や中国南方航空(CZ)などが増便する予定で、これにより韓国方面は週353便(前年比72 便増)、中国方面は週339便(前年比9便増)となる。
国際旅客便におけるLCC便数は、前年よりも週89便週多い481便となり、全便数に占める割合は38.4%となる。また、国内LCC便数は2016年12月比で1便多い1日39便で、その割合は半数を超える。
【難読漢字】「傅く」って読めますか?
古文の授業で習った
突然ですが
「傅く」という漢字
読めますか?
日常的には使われませんが、大切に育てることを意味する言葉です。
気になる正解は...
正解は「かしずく」でした!
わかりましたか?
傅くの意味と読み方
「傅く」は、「かしずく」と読む古語です。
「傅」という漢字、訓では「ふ」、音では「もり」「つく」などとも読みます。
「傅く」という古語には、以下のような意味があります。
- 人に仕えて守り、世話をする
- 子どもを大切に育てる
- 後見する
簡単にいえば、「そばに付き添って助ける」「人に仕えて大切に世話をする」ということですね。
「主人と執事」「社長と秘書」のような関係性において、「執事」や「秘書」などがする行為が「傅く」に該当します。目上に当たる人に使うのが一般的だといえるでしょう。
傅くの使い方
「仕える」という意味の傅く(かしずく)ですから、「尽くす」と近いニュアンスがあります。
「傅く」は古語であることから古文などでは目にしますが、現代の日常会話において頻出する言葉ではありませんので、献身的に振舞うことを文章として表したいときに使うとよいでしょう。
たとえば「豊臣秀吉は織田四天王のうちの一人として、織田信長に傅いていた」のように表します。
「傅く」を使うことで、「尽くす」や「仕える」など、口語としても通用する言葉で表現するよりも重みを感じさせることができます。
また、訓読みの「傅(ふ)」に「育」をつけると、「傅育(ふいく)」という熟語が成立します。これは、「守り育てること」「かしずき育てること」という意味で使います。