呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

余韻呑み

2016-01-05 10:52:09 | 呑んだり喰ったり語ったり
キング・クリムゾン公演後、「タンタン」のマスターと余韻呑み。

オーチャードホールだったので、「渋谷で呑みますか?」とマスターに聞くと「・・・・」

地元・高円寺に戻って呑むことに。




腹が減っていたので、まずは「一徳」へ。

「一徳」のマスターに「タンタン」のマスターを紹介したら共通の知人や話題があって、
やっぱり高円寺人の二人なんだなと実感。

腹も満ちたのでもう一軒行こうかということに。




「タンタン」マスターの古くからの知り合いの店へ。

お初でした。



なかなかいい店です

ビックリしたのは棚にビッシリ詰まっているシングルレコード盤の量。

聞いたら1,200枚ほどあるとか。

昭和な歌謡曲をリクエストに応じてかけてくれます。

音もいいですね。

こんな曲無いんじゃないの、って曲もかかってさらにビックリ!


そんで、キング・クリムゾン行ってきたって言ったら、
かかるかかる日本人歌手が歌っているクリムゾンナンバーの数々・・・

「ザ・ピーナッツ」「フォーリーブス」「西城秀樹」→「エピタフ」
「高島政宏」→「スターレス」
「あいざき進也」→「クリムゾンキングの宮殿」
「布施明」→「 I Talk To The Wind 」

もう、クリムゾン祭り!

死ぬほど笑ろた~

当時の歌謡曲なので、演奏はすべて生演奏。

高島兄にいたっては、
かなりの凄腕ミュージシャンをバックに本格的にクソ真面目にやってましたね。



もう少し呑んでいくと言うマスターと別れて、



「一蔵」で塩ラーメン。

旨めえ~

キング・クリムゾン来日公演 at オーチャードホール

2016-01-05 00:02:37 | ロック
2016年になりましたが、2015年12月の内容がまだまだ続くブログです。




キング・クリムゾンの12年ぶりになる来日公演に行ってきました。

訳あって「タンタン」のマスターと。


いや~凄いライブでしたよ。



このステージを見ていただくと判るようにドラムスがステージ下の手前に3台。

ギター×2、ベース、サックス&フルートがステージ上の段。

メチャ変則。




で、みんなオッチャン。

ギター:ロバート・フリップ
サックス&フルート:メル・コリンズ
ベース:トニー・レヴィン
ドラム:パット・マステロット
ドラム:ギャヴィン・ハリソン
ドラム:ビル・リーフリン
ギター&ボーカル:ジャッコ・ジャクジグ

キーボード専任プレイヤーはいなくて、
3人のうちの真ん中のドラマーがメロトロン的な音の出るキーボードを
曲によって弾いていた。



オッチャン代表のフリップ翁。



<セットリスト>
1.Larks'Tongues in Aspic, Part One
2.Pictures of a City
3.Epitaph
4.Radical Action
5.Meltdown
6.Level Five
7.Peace–An End
8.Hell Hounds of Krim
9.The ConstruKction of Light
10.The Letters
11.Banshee Legs Bell Hassle
12.The Talking Drum
13.Larks'Tongues in Aspic, Part Two
14.Starless
アンコール
1.Devil Dogs of Tessellation Row
2.The Court of the Crimson King
3.21st Century Schizoid Man

まあ~、死ぬまでライブでは聴くことがなかろうと思っていた曲がザックザク。

「太陽と戦慄」のパート1、パート2はもちろんだが、
「ピース・オブ・ア・シティ」「エピタフ」「ザ・レター」「スターレス」「クリムゾンキングの宮殿」
あたりは鳥肌がたって震えがくるぐらいたまらなかったなぁ~

前期楽曲の叙情的メロトロン・サウンドとフリップのクラリネット的ギター音。

後期楽曲の攻撃的なフリップのギター・プレイと
3台のドラムがそれぞれに役目を果たすパーカッション・プレイ。

それらに絡むメル・コリンズのサックスとフルート。
(ちょっとパワーの衰えを感じましたが・・・)

良くも悪くもそつなく爪弾かれるトニー・レビンのベース・プレイ。

圧倒されました。

オーチャードホール、音がいいね。




アンコールのあたりで、ベースのトニー・レビンがカメラで客席を撮影しだす。



それを合図にとばかり、アンコールで総立ちだった客もステージを撮り出す。

でも、ステージ・ライティングが赤いので、写真としてはダメなもの。



次の曲に移るところで赤いライトが消えたので撮る。


アンコール曲最後の「21世紀の精神異常者」が終わったあたりで、
またトニーが客席を撮影しだす。



もう、その後は無法地帯。

客も堰を切ったようにバシバシ撮り出す。

前にハゲ山があろうが撮る。



他のメンバーがステージを去ったり片づけをしているのに、
ステージ右上のおじぎをし続けるフリップ翁。



いや、実に素晴らしい演奏でした。


圧倒的な演奏力はもちろんですが、
全盛期であった前期・後期クリムゾンのサウンドが見事に再現されていました。


これが最後なんだろうな~

また来たなら、また行かなきゃだよなぁ~