我が家の庭には季節になると多種多様な花々が咲き誇ります。
でも、けして特別な花ではなく、
野に咲く花という感じです。
映画「野のユリ」
監督はラルフ・ネルソン
革新的な映画でアメリカの陽と闇を描く作品を撮り、俳優でもありました。
1963年のアカデミー賞
主演のシドニー・ポワチエが「野のユリ」で黒人俳優として初のアカデミー主演男優賞を受賞しました。
当時はまだまだ今以上に黒人の各分野への進出は制限され差別されていたので、
反響とバッシングは激しかったと聞きます。
しかし、当時の白人からは「優等生的な黒人」との評価で良くも悪くもハリウッドでの地位を上げました。
そして、人種差別の激しい南部の田舎町での殺人事件から発した白人と黒人刑事の友情を描いた
1967年作品「夜の大捜査線」でロッド・スタイガー、ウォーレン。オーツと競演して、
さらにその地位を確固たるものにしながらも黒人の公民権運動も行っていきます。
話しは戻りますが、
「野のユリ」は自分にとって忘れられない作品で、
映画の挿入曲である「エイメン」は映画を思い浮かべる上で、
とても記憶に残る歌です。