テコンドーを中心とした筋トレ、アンチエイジング

年齢に関係なく、筋肉、脳は鍛えるほどその重量、能力は増加します
テコンドーはインナーマッスルもバランスよく鍛えられます

第61回 なにわ臨床画像研究会

2016年06月08日 08時18分30秒 | 大阪鉄道病院

第61回なにわ臨床画像研究会が、6月1日 北浜道修町の 第一三共の大阪支社の講堂で行われました。僕は長年世話人の1人としても参加してましたが、この8月から京都第一赤十字病院に移動するので、今回が最後になります。通称、うなぎの会とみんなで言って親しまれている会ですが、年に三回あるので21年目になろうかという歴史のある会です。僕は大阪鉄道病院に来て19年目なので、ほぼ最初の頃からの参加という事になります。 

最初の代表世話人は、御供政紀先生で神経放射線の大御所の先生でした。二代目は僕も親しくさせて頂いてます胸部CTを中心とした診断で高名な藤堂義郎先生、三代目は胸部画像診断で有名な栗山啓子先生です。
まずは、志津可の江戸流うなぎ弁当です。うーん、いつも美味しい。1.5人前の量です。
今回は、FDG-PET CTの臨床経験 というタイトルで京都駅前の康生会武田病院の浜中恭代先生のご講演で、FDG PET CTでは、こんなところまで診断できますの踏み込んだ、臨床にそくした勉強が沢山出来ました。
PET CTは、骨転移、腹腔内、胸膜などの転移、再発を容易に見つけることができるようです。すでに病院に導入されている、松下記念病院の先生も、あれば診断が楽になりますよーとのことでした。
500床クラスの大病院なら入れるべき診断装置なのかもしれません。
 
講演に先立つ病院持ち寄りのクイズ症例問題は、1問目は、線維形成性小細胞腫瘍。腹腔内に石灰化を伴うことのある分葉状の腫瘍で、小児から若年者、男性に多い。肝肺骨に転移が多い予後の悪い疾患です。内部は出血、壊死を伴うことが多い。二例目は、膀胱上窩ヘルニアで、膀胱の偏側性の圧排の小腸ヘルニアが特徴です。
最後の症例は、異物肉芽腫で、遠い過去の手術時のガーゼの置き忘れによるものでした。最近は、レントゲンに映る素材の糸がガーゼに編み込まれているため、忘れられることは無くなりました。
 

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