湖東流紋岩ってご存知ですか?
7000万年前、滋賀県のある日本の地は、ユーラシア大陸のヘリにあり、ある日火山活動が盛んでした。カルデラ爆発を起こし、とてつもなく大量の火砕流が発生し積もった火山灰、火山礫が高温に熱せられ出来たのが湖東流紋岩です。硬い岩質で、これで造ららた石垣は、2000年は持つと言われています。
何と外輪山は、ほぼ滋賀県南部の全域に及び東は鈴鹿山脈、西は比叡山、大文字山、比良山、南は湖南アルプスになるそうです。
また、近江富士の三上山、安土山、長命寺山は、硬い湖東流紋岩のお陰で近江の平野にポツンと取り残された状態の山なんです。
安土城築城の際は、あらゆるところの湖東流紋岩を集めて、石垣、礎石にしたそうです。その際には、穴太衆が大活躍したそうです🌟〜
3月の末に、滋賀県栗東のゴールドジムでテコンドーの先生として教えた帰り、生まれて初めて安土城跡に登城してきました。雨の日でしたが、その時間帯だけ奇跡的に降りやんでいました🌟〜
桜が満開に近く石垣とのコントラストがとても素敵でした。
麓のあたりには羽柴秀吉邸宅跡がありました。そこから延々と段差の高い石段を登って行く感じでした。滑りやすく、特に降りる時は気をつけないと転倒の危険性があるくらいでした。
天主のあった頂上には、礎石が沢山あり、ここに信長が暮らしていたんだと思うと感無量でした。