1月10日、西来院を拝観し次に禅居庵をお詣りしました。
この日は禅居庵の新年祭、、、
しっかりとお詣りしました。















建仁寺塔頭の禅居庵 (ぜんきょあん)は、「摩利支天堂 (まりしてんどう)」とも呼ばれています。
この摩利支天堂は日本三大摩利支天のひとつです。

1333年に建仁寺第23世の清拙正澄(せいせつしょうちょう)禅師により創建され、摩利支天が祀られています。摩利支天とは陽炎が神格化した、仏教の守護神・古代インドの女神「マーリーチ」のことです。
サンスクリット語で〖陽炎〗という意味のMarici(マリーチ)の音を漢字で摩利支天としています。




摩利支天はその名の通り、陽炎のように変幻自由な捉えようのない実体で、進路を障害されずに光の速さで突き進むとされています。
そのため開運勝利の御利益があるといわれており、毛利元就、楠木正成、前田利家、大石内蔵助など、ときの武将や戦国大名なども摩利支天を信仰していました。



境内には狛猪をはじめとして数多くの猪の像や彫刻があります。これは猪が摩利支天の使いとされていることに由来しているといいます。
摩利支天像も7頭の猪の上に乗っている姿をしていて、その猪を従えたお姿から亥歳生まれの人の守護神として深く信仰を集めているほか、毎月最初の亥の日「ご縁日」や12年に一度の亥年の際には多くの参拝者が訪れます。

次に直ぐ西側の縄手通沿いにある京都ゑびす神社の十日ゑびすに向かいます。