9月21日はかねてから念願の「祇園さゝ木」さんへ。














8月に店内を改装され、装いも新たにオープンされました。


座席数は減ってしまいましたが、カウンターの8mもの一枚物檜板あカウンター(しかも節なし)を新調され、これまでのカウンターは真上の天井に転用され使われています。
(ご主人いわく、目の玉が飛び出る程に高価だったそうで、安藤忠雄さんが最初に目を付けていた材だそうです。)

ここで、ご主人の佐々木浩さんからのメッセージが、、、
SNSへの投稿は控えてほしい旨のメーセージが添えられています。
ご主人の想いとして来て頂くお客様に料理や設えについての"わくわく感"や"どきどき感"を楽しんで欲しい旨の事が書かれていました。
従って、今回は料理の写真の掲載は控えさせて頂きます。



世の中にSNSが氾濫し、投稿を見るだけで行って来たような気分になってしまう今日ですね。
事前に情報が入ってしまい、期待値が下がってしまうのもまた、現実です。


以前は店内の写真撮影すらダメでしたから、ご主人も随分と"丸く"なられた感があります。

カウンターの端にある堀木エリコさんの作品です。

今回の改装のテーマを"見守り"とされました。
広いオープンキッチンで活躍される若手料理人をご主人が"見守る"ようなキッチンになっています。
料理はカウンター越しで作り立ての料理が提供され、素材には当日仕入れた新鮮な食材が提供され、ご主人、また、スタッフの料理人の方との会話を楽しみながらの料理は"わくわく感"と"どきどき感"に溢れています。
食材、料理の出来栄えといい、室内空間の快適性、また、設えといい、、、どれも一級品だなぁとの想いを持ちました。
"また来たい"と思わせてくれる名店です。