綿流し編に突入。ここまで来るのに少し苦労した。PS2版に比べて、分岐が多い上に分岐調整をしていないせいか、話の前後が合わない部分が多く、宝探しをしていないのに鬼隠し編に行ったり、途中まで綿流し編のシナリオを進めていたのに、何故か途中からシナリオがすり替わっていつの間にか祟殺し編に行ってたりした。
ちなみに、祟殺し編はまだやってない。順番通りにやりたかったので、沙都子不登校イベントが発生した時点で中断させた。どうも綿流し編ルートに行きつつ買い物するルートにいくと無条件で例え”沙都子との夕飯イベント”が発生してなくても祟殺し編に行くらしい。と、いうか、沙都子の夕飯イベントは、圭一が”にーにー”になるための必須条件だと思うのだが、それを見ないでしかも魅音と詩音の話が進んでいるのにも関わらず祟殺し編に行くのは無理があると思う・・・。先に話を進めると何故か夕飯を一緒に食べたことになってるし・・・買い物イベント(沙都子と一緒に帰る帰らないというのも関係なかった)を見ただけでそういうことになるのか?おかしいだろう。
でも、まぁ、おかげ様でDS版におけるシナリオの繋ぎ方が大分わかったけど・・・明らかにPS2版に比べてシナリオのデバッグが出来ていない。
例えば、カレー勝負の結末が2つあり(PS2版では1つだったが感情選択システムで2択になっている)、うち1つは詩音に変装した魅音が圭一の家まで弁当を持ってくるという原作通りの話で、もう1つDS版で追加されたほうは、帰宅途中で魅音から弁当を受け取って食べるという内容になっている。しかし、話が進むと、帰宅途中で食べたルートでも、何故か詩音に変装した魅音が圭一の家まで弁当を持ってきたという話になっていたりしている。
あとは、魅音からダム戦争の話を聞くというイベントが発生する前に、魅音からダム戦争の話を聞いてたことになっていたり、今回の分岐についてはかなりいい加減な部分が多い。
他にも見てきたルートとは違う方の話が混在していたり、とてもシナリオチェックをしていたようには見えない。
第二巻以降は見ているだけ・・・のような気がするが、もしも分岐を作るなら気をつけていただきたいものだ。と、いうか、暇潰し編以降は分岐を作って欲しくないってのが正直な気持ち。まぁPS2版で存在した分岐については仕方ないが、今回ミスがあまりにも目立ってるので、PS2版からあまりいじってほしくない。
そういや、冒頭のは鬼隠し編のラストなので・・・鬼隠し編以外に進むとなると矛盾しちゃうような気がする。だからPS2版では削除されてたんじゃないのか?
昨日も言ったが、やはり「ひぐらしのなく頃に」には分岐(ゲーム性)は必要ない。これのせいで作品の良さが失われているような気がする。推理するのが面白い作品なのでそれを妨げるシステムは排除すべきだ。