こばとの独り言

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第60回 阪神ジュベナイルフィリーズ

2008年12月14日 17時06分00秒 | その他(未分類)

今年デビューした2歳馬の女王決定戦”阪神ジュベナイルフィリーズ”(芝1600メートル)が行われた。
2歳王者を決める”朝日杯フューチュリティステークス”と比べると阪神JFのほうはクラシックに直結しているだけに(朝日杯を優勝して且つクラシックレースを優勝した馬となるとナリタブライアンあたりまで遡らなくてはならない)、牝馬クラシック戦線を占う意味でも重要なレースとなる。桜花賞と同じコースとなるので、その意味でも重要なレース。
一昨年このレースを優勝したウォッカ(父は02年ダービー馬タニノギムレット)は言わずと知れたダービーや天皇賞を制覇した名馬。
昨年優勝したトールポピー(07年ダービーで1番人気だったフサイチホウオーの全妹、父は01年ダービー馬ジャングルポケット)は翌年オークス制覇。

今年の1番人気はブエナビスタ。母は13年前のこのレースの覇者ビワハイジ(更にウォッカ同様、牝馬ながらダービーに挑戦した)。兄に05年菊花賞でディープインパクトの2着だったアドマイヤジャパン、06年弥生賞勝ち馬アドマイヤオーラがいる良血馬。父は99年ダービー馬スペシャルウィーク。未勝利を勝ったばかりで今回は抽選を潜り抜けて出走。他の重賞勝ち馬らを差し置いて1番人気に支持されたことは異例と言えるが、それだけ突出しているということ。まぁ血統面から人気になりやすいといえばそうだけど。

レースはややスローペースで流れ、1番人気のブエナビスタは先頭から少し離れて後方からレースを進めていた。そして直線に入り、大外に膨れ上がった。このパターンだと、よほどの切れる脚を使わない限り届くことはないのだが、まさに一瞬。一気に先頭に突き抜け2着に2馬身半つけて圧勝した。ああいう走りを見て、ディープインパクトを思い出した。3歳時のディープインパクトは直線入るまで後方待機で直線だけで一気に突き抜けたが(4歳になると直線入る前に先団に取り付けるようになったが)、ブエナビスタもそんな感じだった。これだけの走りをするなら血統面からも桜花賞やオークスでは主役を張ることは間違いないだろう。無事でいけることを願う。

将来楽しみな2歳馬が出てくることは本当に嬉しいことだ。

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