様々な家族の姿を描いた感動の物語「CLANNAD」の公式アナザーストーリー「光見守る坂道で」がPSPに移植されました。
元々は「CLANNAD」制作スタッフ書き下ろしのノベルなんだけど、その後ドラマCDになり、この中の一部がTVアニメ版でも番外編として放送されました。
個人的にはOVAで全部やってほしい気もしたけど・・・。で、まぁ今回PSPに移植されたわけです。
PSP版は元々のビジュアルノベルに声とBGMがついただけで、読んでるときはオートモード。声は当然フルボイス。ノベルとドラマCDを合わせたようなものかな。ちなみにセーブ機能はないです。
でまぁ、今回出たのは上巻で、基本的には「CLANNAD」本編が始まる前の過去編が中心です。
第1話「勇気を出して」 古河渚
渚が3年生に進級したときの話。留年する前の3年時なので、このとき朋也は2年生。だから2人が出会う前の話なんだけど、この時点で2人は間接的にとはいえ、会ってるんだよね。少なくとも朋也はこのとき渚のことを見ているはずなんだけど、1年後には忘れてるみたいね。
でもでも、少なくとも、渚はこのときの朋也からのメッセージをキッカケに友達が出来たわけで・・・この頃から2人は縁があったんだなぁと感じます。
第2話「公子の日記」 伊吹公子
多分、「光見守る坂道で」で1番笑えるエピソード。風子が入学する直前の春休みの日記で、風子の奇特な行動が目立ちます。
風子のボケも面白いけど、何気にマンガに詳しい公子の突っ込みも冴えてます。「かめはめー!!」「ああ、そこで撃っちゃうんだ」には爆笑したよ(笑)
でもでも、最後は少し良い話で・・・そして、少し哀しい気分になります。この日記の直後に風子は・・・。
第3話「男友達」 藤林杏
杏と朋也&春原の出会いの話。杏の気持ちが少しずつ変化していくのが良く分かります。いいですね、ツンデレ!!
基本、杏は好きです。TVアニメの第1話で春原に下着のことを言われたときに真っ先に朋也の方を向いたときの杏なんか最高に可愛いです(笑)
第4話「ときめく瞬間」 藤林椋
杏の双子の妹・椋が朋也に恋心を抱くキッカケになったお話。1年後にはあのドロドロした昼ドラばりの愛憎劇になるわけですね(違
第5話「あの頃の私」 坂上智代
智代が不良共との喧嘩に明け暮れてた頃の話。真剣相手に勝つって普通ありえないだろ(笑)
この時点ではとっても恋人らしい2人なんだけどなぁ~。なんで智代アフターであんな結末に・・・。と、いまだアレには納得いかない私であった(爆)
第6話「わたしのおにいちゃん」 春原芽衣
まだ春原がサッカーに燃えていた中学時代の話。芽衣のブラコンぶりが分かります。うーん、こういう妹だったら本当にいいよね。可愛いよね!
第7話「いろいろなにおい」 ボタン
ウリボウのボタンが主役というまさかのエピソード(笑)。
杏がボタンを飼い始めた頃の話。秋生と早苗のいつもの夫婦漫才も見られますヽ(´ー`)ノ
ボタンは杏の恋心にも気付く凄いコです。可愛いよね~飼いたいとは思わないけど(爆)
第8話「特別な夜」 古河秋生
秋生と早苗の馴れ初めの話。この話で登場する男の子はその後どうなったんだろう・・・まだ2人と交流があるんだろうか・・・。ある意味、この男の子が2人のキューピッドってことになるんだよね。このコがいなかったら渚は産まれなかったかもしれないんだよね。そう思うと何気ないエピソードでも重要な意味を持つよね!!
ちなみにこの話は「光見守る坂道で」で1番好きなエピソード。だって、女子高生時代の早苗さんが出てくるんだよ!?早苗さんがヒロインの「CLANNAD」を見てみたいYO!!
・・・すいません、「CLANNAD」で1番好きなキャラは早苗さんです。娘の渚よりも・・・です。あんな可愛いお母さん羨ましすぎる!!(爆)
ぁ~でもね、ポニテにした渚も同じくらい好きです。ED時の渚は最高でした。
・・・上巻は以上です。
下巻は6月下旬発売予定だったけど、発売延期になって7月15日になってしまいました。ちょっと残念。とりあえず、下巻のダイジェスト版のCDが特典で付いてきたけど。
汐ですね。この娘が主人公の続編とか出たら面白いかもしれませんね(*^-^*)
ともかく、「CLANNAD」を全て見た人なら是非見てほしいエピソードばかりです。オススメ!!