「ありがとう」
最終話はこの言葉が全てです。
ラストは泣けた・・・やっぱ泣けた・・・サブタイトルの”卒業”から内容は想像できるから構えてたのにやっぱり泣けてしまった・・・。狙い通りに泣けてしまったのが悔しいが麻枝ワールドなんだから仕方ないさ!!
ゆりっぺが目覚めて・・・ゆりっぺが可愛くなったよねぇ~かなでとの会話がすごく良かった。もっとこの2人の会話してるところが見たかったです。かなでもなんか幼く感じたよ。笑顔がめっちゃ可愛かった(*´Д`*)b
それと、SSSの他のメンバーが全員消えたみたいね。NPCになってしまった高松君も含めて、ちゃんと”卒業”できてよかったです。
卒業式。
かなでの字があまり上手でなかったのが意外でした(爆)。あと、かなでの作った歌がめっちゃ笑えました。かなでちゃん・・・麻婆豆腐そんなに好きなんかよ!?って突っ込んでしまいました(笑)
卒業証書授与、かなでの「えっへん」が可愛かったですよ。かなでの書いた言葉が良かったです。ここでもう泣けてきました。
答辞は5人以外誰もいないので送辞はなかったけど、音無の言葉にまた泣けました。このとき音無の言葉とともに思い出の場所が出てきたのが良かった。特にガルデモの練習してた音楽室やSSSの作戦本部(校長室)が。
卒業式の定番ソング「仰げば尊し」、最後はSSSらしくちょっと笑えました。
・・・そして、卒業生退場。
先ずは直井から。直井は唯我独尊な性格だけど自分を認めてくれた音無だけには心を開き、消える直前は5人の中で1番泣いてましたね。直井にとってどれだけ音無の存在が大きかったか良く伝わってきました。
次はゆりっぺ。常にSSSのリーダーをして皆を引っ張っていった彼女は最後に葛藤が解けて、本来の彼女に戻り、かなでに色んなことを教えてあげたかったと告げる。そして、最後はゆりっぺらしくサッパリとしたお別れでした。
3番手は日向。ゆりっぺと共にSSSを立ち上げた彼は、よくつるんでいた音無と最後は手を叩き合い「じゃあな、親友」・・・男同士らしい別れ方をしましたね。
そしてそして・・・最後に残った2人。音無とかなでは外へ出る。音無は2人でこの世界に残ってまたここに来た報われていない魂を一緒に救おうと提案する。でも本音は”かなでが好きだから離れたくない”という想い。この世界では抱いてはいけない感情。
けど、かなでから衝撃的な告白をされる。・・・そぅ、第1話の冒頭・・・あれこそ1番重要な伏線だった・・・!!驚いたのと同時にかなでの最後の言葉に泣いてしまった・・・。最後に魂が空に昇っていくところが印象的でした。
そして、かなでが言った「生きることは素晴らしい」こそ「Angel Beats!」のテーマであり、麻枝さんの全ての作品の根っこに必ずあるものです。
EDは今までとは逆のパターンで1人ずつ消えていきました。かなでとあんな別れ方をしたので、もしかしたら音無だけ残ってしまったんじゃないかと思ったけど、そうはならなかったね・・・。良かった。
で、最後の最後。1人の少女が”ある歌”を口ずさんでいた。そこに見たことある髪の少年が通って・・・もう私はココでも泣いちゃったよ・・・。良かったね~良かったね~また会えてさ~なんだよぉ~涙で画面見えなくなっちゃったじゃないかぁ~(iдi)
ユイと日向は再会出来たかなぁ・・・それが1番気になりました・・・。でもきっと再会出来たよね。また悪ふざけしながら仲良くやってるんだろうさ!!絶対にそうさ!!!私的に心残りはユイの花嫁姿が見られないことだったんだけど!
残る疑問は”結局、誰があの世界を創ったのか?”なんだけど、たぶん神様なんでしょう。そう思っておきます。学校とかあるのは現実の世界の文明に合わせて少しずつ変化してるんじゃないかなと勝手に思っています。
ともあれ、これで「Angel Beats!」も終わりです・・・。毎週毎週楽しみにしてて深夜アニメでは初めて全話リアルタイムで観て、笑って泣いて・・・私の中で1番好きなアニメになりました。元々1クールだって聞いてたのですが、実際終わってしまうと寂しい・・・。もっと皆が騒いでいるところが観たかった。そして、皆が無事転生できたことを確認したかった・・・。
麻枝准さんを始めとする「Angel Beats!」製作に関わった全ての人へ、素晴らしい作品をありがとう!!