朝方までの雨と強風も納まり、午前中は爽やかな秋晴れとなり
ました。もう10月だと言うのに一体この暑さは何でしょうか
4日は先の国会で成立した社会保障と税の一体改革関連法
での、公明党の主張が大きく反映された、年金と子育て施策
を中心に報告させていただきました。ポイントは以下です。
今月から向こう3年間10年分の保険料後払いが可能に
◆無年金者対策では、これまで年金保険料の納付期間が25年未満の人は年金をもらえませんでしたが、これを10年に短縮しました。65歳以上の無年金者は約42万人で、このうち納付10年以上25年未満の人は約4割に上ると見られ、この人たちが新たに年金を受給できるようになります。
◆受け取る年金額が少ない低年金者に対する支援も強化されます。公明党はこれまで、低所得者の基礎年金を25%加算する制度を主張してきました。民主、自民両党との協議の結果、公明党の定率加算を参考に、納付期間に応じて最大月額5000円の「年金生活者支援給付金」を支給することが決まりました。これは公明党がこれまで主張してきた年金加算の事実上の実現と言えます。
◆年金財政を安定化させるために、基礎年金の2分の1を税金で賄うための財源を恒久的に確保しました。これまで特別会計積立金の取り崩しなどでしのいできましたが、恒久的な財源措置によって、公明党が主導した2004年の年金改革が完結することになります。
◆サラリーマンの厚生年金と、公務員らの共済年金を一つの制度に一元化することも決定。パートなど約25万人の短時間労働者が、厚生年金に加入できるようになるほか、産休中の厚生、共済年金の保険料も免除となります。
待機児童解消などに 1兆円
◆消費税の増収分などを活用して、子ども・子育て支援の充実に、新たに年間1兆円超の予算が投入されることになりました。
◆全国に4万6620人とされる保育所の待機児童解消に向け「認定こども園」を拡充・強化します。認定こども園は、0歳~就学前の全ての子どもを対象に、保育と幼児教育を一体的に提供する施設です。親の就労の有無にかかわらず利用できることから、利用者から高い評価を得ています。
◆小規模保育(利用定員6人以上19人以下)や保育ママなどの家庭的保育(利用定員5人以下)に対しても財政支援を行い、多様な保育を後押しします。さらに保育所の認可についても、これまで基準を満たしていても自治体が財政難を理由に認可しない事例があったことを踏まえ、基準に適合していれば原則として認可する仕組みに改め、拡大を図ります。
さあ来週はいよいよ23年度決算特別委員会が始まります。
皆さまの税金が適正に使われたかの審査です。
真剣に取り組んでまいります!
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ