宗頭ふたたび

2017-03-04 21:11:45 | 日記
2月27日は、仙崎公園まで。静ケ浦キャンプ場を折り返してゴール予定だったが、途中2か所の道迷いがあり、時間を食ったのと、アップダウンの繰り返しによる疲労で、仙崎公園前、「民宿きらく」にてストップ。海湧食堂のおばちゃんの「これからが正念場だね。」という言葉が身に沁みた。車でのコース下見をしているので、ここは間違えるはずがないつもりが、やはり自分の脚で走るのとは違う。「きらく」は、ホテル並みで、料理もうまい。ビールを、つい2本。でも我慢した。

28日 朝飯前に、キャンプ場まで往復と走り出したもの、早朝の冷え込みと、腹が減って、戻りは、情けなくもバス。「きらく」の朝食で、やっと温まる。am08;30出発、玉江駅pm13;48着。この区間は、11月末いらい2度目。宗頭文化センターでは、再び、女性の職員さんに暖かく迎えられる。彼女のお子さんが、4月から福岡へ進学とか、いろいろ雑談。

 さて、しばしの仮眠から覚めて出て行こうとすると、彼女達も行こうとしている。これ幸いと、「先の道筋もわからぬ道中の心細さ、あまりに不安で恐ろしゅうありますので、見え隠れなりとも御供をして参りとうございます、どうかこの爺さんにもお情けをくださいませ」と涙を流したところ、「うちらは早かっちゃけん、休憩もせんよ。他の人も同じ方向に行くけん、あとに付いて行き!なんとかなるよ」と、そっけなく走って行った。さすがに、老いの悲哀がしばらくは収まらなかった。
    一つ家に 爆女も寝たり 萩と月   破走庵倒勢爺「はぎの細道」
 

 (註)”爆女”九州爆走女のこと。一見、手弱女なれど強烈な脚を秘す。山中に遭遇した時は速やかに道を譲るべし。無謀にも競りかけたあげく自尊心をズタズタにされ、再起不能の男子、その数を知れず、云々。
九爆のお嬢さん方、ダシにしてごめんなさい。ここは、”爆女”でないとパロディにはなりません。



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