悩みのるつぼ 「父親が大嫌いです」

朝日新聞　2010年5月15日ｂ10より引用

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相談者　女子高生10代
　
　父の休日は食べる、寝る、テレビの
繰り返し。他の事は何ひとつやりませ
ん。仕事は自営業で「忙しい」という

時期もありますが、一日中テレビがつ
いているようで、ちゃんと仕事をして
いるのか、不審です。最近は夜遅くま

でケータイをいじっており、50歳にし
てケータイ依存症で意味が分かりませ
ん。私は物心ついたときから父が嫌い

で、母には「お父さんみたいにならな
いように」と、育てられてきました。（中略）
楽しいはずの休日はストレスでつらく

て泣くようになりました。

回答者　評論家　岡田斗司夫

　自分に無関心、無頓着な夫と結婚し、
離婚もできず、思いつく限りの愚痴を
幼い頃から言い聞かせ、やがて娘が

「父など死ねばいい」と思いこみ、
休日に
泣いて過ごすとうに仕向ける母。それ

が「私のような母」です。
　本当に最悪の父なら、なぜ母は離婚
しないのか？これも簡単、ちゃんとス

トレスのはけ口があるからです。自分
の言い分を全部信じる娘に毎日悪口を
言ってストレス発散している。つまり

あなたの犠牲の上に、母は暮らしてい
る。（後略）

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▼ストレスの発散に娘に悪口を言って
聞かせる。そうやって育てられると、
それは父親が疎ましくなる。いっその

たれ死ねばいいなんて過激な言い分の
連発です。この母は世間に出ていない
のでしょうか？社会で働いた経験があ

れば色々な人生を垣間見ることができ
ます。また世界が広がるように思いま
す。↑自営業ではそれも無理でしょう

か？岡田さんはお母さんを誘って上げ
て、お母さんの興味を外に向けさせる。
これができれば今の状態はかなり改善

されるはずです。と、ありお母さんと
一緒に行動すればよくなる可能性もあ
りますね。どこかで負の連鎖を断ち切

らないとお互いにストレスに押しつぶ
されてしまいそうです。

郷土の文化財と伝統芸能 暑い中行ってきました。夏祭り！

暑い夏まつりの始まりです。
お茶を用意して撮影に出か
けました。





初めて見ましたお座りをしている、大入道。江戸時代後期の文化２年（1805）に製作されたといわれる。身の丈４．５ｍ、伸び縮みする首の長さは２．７ｍ、高さ１．８ｍの山車に立ち、全高は９ｍ。からくり人形では日本一の大きさといわれる。（県指定有形民俗文化財）


大念仏　今から600～700年ほど前に西日野町の西明寺に現れた魔障を封じ込めるために、住職が祈念したのが始まりといわれている。


岩戸山 ウズメノミコトに化けて天の岩戸の前で踊っていたタヌキが、大きな鉦鼓の音に驚いて正体を現し、腹鼓をうちながら睾丸をふくらませるというユニークな演技と、一瞬の早変りが見どころ。


官公　学問の神様菅原道真公と２体の子供からくり人形が、精巧な演技を行う。一人のこどもが持つ額に、もう一人が筆で書をしたためる。それを見た官公がほめると、子供たちが喜び踊るというもの。今年は「望」でした。それは見事でした。

解説文監修：当市の祭りを学ぼう会