写真左はオートで撮りました。「+3分の2EV」補正で撮り直したところ、写真上のように白色がしっかり写りました。
朝日新聞 2010年7月31日 b11面より引用
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オートモード(自動露出)で撮った
とき、白いものが白く写らない。黒っ
ぽい被写体がグレーになってしまう。
そんな経験がありませんか。オートモ
―ドでは、カメラに内蔵された露出計
が光を測り、適正露出(いちばんきれ
いに写る光の量)を判断します。でも、
この判断がずれることがあります。カ
メラの露出計は被写体に当たって反射
した光を測りますが、極端に白い被写
体や逆に黒っぽいものを正確に計るの
が苦手だからです。
露出補正の値は「+-EV」と表さ
れています。ふつう3分の1刻みで調
整出来ます。撮った画像をモニターで
確認し、実際より暗かったらプラス側
に、明るかったらマイナス側に動かし
ましょう。どんどん見た目に近づくは
ずです。(鈴木好之)
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▼今のデジカメは大変便利に出来てい
て露出補正もモニターを見ながら出来
ますね。フイルムではこうはいきませ
ん。プラス、マイナス、適正を撮って
現像をしてから、判断をする。なかな
か面倒な作業です。↑極端に明るかっ
たり、また暗かったりするとオートで
は測りずらいのでしょう。それが見な
がら補正出来るわけですから、これは
便利です。