クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

笑顔、ウインク…平安アート? 公開は16日まで

2010-08-14 20:00:10 | 考古学


中日新聞 2010年8月13日 25面より引用

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奈良・葛城の当痲寺

 奈良県葛城市の当痲寺で国宝の曼荼羅
厨子(まんだらずし)内から約五十年前
に見つかり、保管されていた男性二人の

顔が落書きされた平安時代初期(約千二
百年前)の板が、十三日から同市歴史博
物館で初めて一般に公開される。

 描かれているのは、烏帽子(えぼし)
をかぶった男性二人の横顔。目鼻立ちが
はっきりした顔立ちで、一人は大きな鼻

や分厚い唇を強調した漫画のようなタッ
チ。ひげを生やしたもう一人は左目を閉
じ、ウインクをしてほほ笑んでいるよう

に見える表情が特徴的だ。(中略)
 博物館によると、落書き板は1958
年秋、厨子の解体修理中に見つかり、収

蔵庫で保管。長さ約40センチ、幅約10
センチで、厨子内の柱を安定させるため
の木材として使われていた。約千二百年

前に厨子の製作に従事した工人が、同僚
など身近な人を描いた可能性が高い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼よくよく眺めてみると確かにひげを生
やしてウインクをしているように見えま
すね。もう一人は大きな鼻が描かれてい

て唇も大きい、随分と達者な筆使いのよ
うに見えます。しかもそれが外部からは
見えないところにあったとは、なかなか

うまい事を考えたものです。まさか千年
以上も経ってから発見されるとは思わな
かったことでしょう。現代のポスターカ

ラーはゴキブリの餌になります。夏など
は一晩でせっかく描いた絵が食べられて
しまいます。その点墨は完璧ですね。

いつまでも残ります。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の散歩道の風景

2010-08-14 19:36:52 | 花々

タカサゴユリ うつぶけに白百合咲きぬ岩の花 正岡子規


稲 どの家も飯食ふ昼や稲の花 高浜虚子


芙蓉 武蔵野を見下ろす寺の芙蓉哉 正岡子規

今日は午後から大雨になった。
その合間をぬって散歩に出か
けました。あちこちで鉄砲ユ

リが咲いております。娘がお
墓参りがまだということで、
きょう行ってまいりました。

昨日は相棒と来たので水だけ
のお参りとなりました。静か
な夏の夕暮れ時でした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー