こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ
中日新聞 2010年8月1日 28面より引用
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夏の風物詩、花火には
金属がいっぱい!?
金属に熱エネルギーを与えると、
その金属特有の「光の色」を出しま
す。これを金属の炎色反応といいま
す。カルシウムやストロンチウム化
合物は赤色に、ナトリウム化合物は
黄色、バリウム化合物は緑色、銅化
合物青色にそれぞれ異なる色になり
ます。花火師たちは、この性質を駆
使して、金属の粉と火薬を混ぜて花
火を作っているのです。(中略)
実は、私たちにとっておなじみの
カラフルな花火は、花火大会が始ま
った江戸時代にはありませんでした。
明治時代になり、それまで国内で入
手出来なかった金属を輸入して使え
るようになってからできたのです。
江戸時代は暗いオレンジ色だけのつ
つましいものでした。(中略)
炎色反応という言葉は初耳ではな
い方も多いでしょう。中学校の頃に
習う項目で、実験をされた方もいる
かもしれません。白金の細い線に試
料をつけ、バーナーの炎の中で燃や
して色付きの炎の様子を観察する実
験です。
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▼明治維新から色々な金属が輸入さ
れて花火師たちが研究を重ねた成果
が今の花火につながっている。火薬
ばかりと思っていましたが、中には
金属が入っていてあの鮮やかな色の
花火が夜空に打ち上がるわけですね。
ハート形の花火も見たことがありま
す。あれは金属が光るわけですね。
さて、昨年は1発だけ花火を見ただ
けで終わってしまって、家族から非
難ごうごうでしたが(私が時間を間
違えて)今年はしっかりと時間を確
認してから出かけることにしよう。
齋藤茂太著 新講社 P56より引用
ISBN4-86081-050-3
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●ハツラツ年寄りは、トラブルにも
負けない
年寄りよ、旅に出よう…と申し上
げる。旅は、若返りの妙薬だ。
まずは、いい運動になる。しかも体
を動かすことが、それほど苦になら
ない。美しい景色や珍しいものに触
れて心を奪われているうちに、気づ
くと一万歩も二万歩も歩いている。
ふだん慣れているものとは違った
ことを経験できるのもいい。国内で
あっても土地が変われば、食べるも
のも言葉も変わってくる。ましてや
外国となれば、信じられないような
体験をすることがいっぱいある。そ
れが脳を活性化させ、私たちを若返
らせてくれる。(中略)
さて、このようなことが旅が若返り
の妙薬となるゆえんなのだが、ここ
で忘れてはならない大切なことがあ
る。トラベルは、トラブルともいわ
れる。旅に出ると色々な失敗をする。
道に道に迷う、忘れ物をする。人に
騙されそうになる。危険な目に遭う
こともある。それがいいのだ。こう
いった様々なトラブルも、年寄りに
とっては若返りの妙薬なのだといっ
ておこう。
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▼色々なブログを拝見していると、
国内はもとより海外へも気軽に旅行
をされています。そしてみなさん元
気な方ばかりです。旅の高揚感が素
直にこちらまで伝わってきます。そ
れだけ旅は若返りの妙薬になるので
しょう。最近相棒も年齢的に割合元
気を取り戻したようで、旅行にも行
けそうなので計画を立ててみようと
思っています。トラベルはトラブル
とも言われているということですが
以前、現職中にマレーシアに行った
時、ホテルの備え付けのバスタオル
が1セットしかなくて、部屋から電
話をかけてみたのですが、ジャパニ
ーズイングリッシュでは相手にサッ
パリ通じない。そのうちに添乗員に
電話が回されて何とか話はついて、
バスタオルも届きました。言葉が通
じないのも困ったものです。