木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

仲間達の夏野菜

2023年05月02日 05時47分06秒 | 耕作放棄地

連休に入って海外へとお出かけかと思いきや、子狸同様、農園へと通うしか無いのか趣味なのか、出動の御仁達も。まあ、出歩くだけが休暇でもあるまい・・・・・・と妙に納得した。人それぞれ、どのような過ごし方でも本人次第だろう。と言うことで、農園で連休を過ごす方々を眺めて見ると、定番の夏野菜の定植のようだ。時期的にもグッドタイミングなので。夏野菜は今頃が植栽のピークで、種苗店でもてんこ盛りで苗が販売されている。そうした苗を購入するのがお手軽で、我々も量が少ない分野は苗購入に走っている。当地では実生で1本75円前後、量が少なければ負担とはならないはずだ。

本日の出動者は「草刈り名人」氏、出動に1時間程のドライブを要する長距離通勤組だ。彼は朝型タイプみたいで、子狸の出動時には既に作業を始めていた。予想どうりで、ナスやピーマンそれにトマトなどを購入してきたらしい。覗いて見ると。冬場でも無いのに稲藁が敷き詰めてあった。どうやら「雑草の押さえ込み」が目的のようだ。通常は保温に使う資材だが、今から先は必要あるまい。彼は毎日の通勤は日程的に困難、雑草の抜き取りに時間を割く余裕は無いのだろう。マルチの代替の模様だ。

時期的に珍しいので奇妙にも思えるが、考えた上での決断だろう。ある種の温室効果も見込めるかも知れない。我々よりも遅めの定植だが、収穫は早かったりして。7月の収穫期を楽しみに待つことにしてみよう。

彼の定植で大半の仲間の植栽は完了のようだ。残るは「大御所」のみのようで、大御所は多分だが苗の入手を待っているのだろう。彼は別地区で農作業を行う仲間からの提供が定番のようで。いつも遅めの植え込みのようだ。別地区の仲間は種蒔きから始めるタイプで、時間を要するのが常態の模様、お裾分けには待つしか無いのだろう。

夏野菜は成長が早い。凡そ3ヶ月の勝負、7月の中旬には収穫に至るだろう。夏野菜の収穫と残滓の撤去、続いての焼却処分とくれば1ヶ月や2ヶ月はアッという間の時間だろう。8月の末には冬野菜の種蒔きが始まる。生々流転、時間の流れは激流のようで、瞬く間に過ぎていく。

 

 

 

 

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