木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ジャガイモの花

2023年05月22日 05時57分44秒 | 耕作放棄地

ジャガイモが育ってきたようだ。青々とした茎が天に向かって伸び、所々では花を咲かせている。人間に例えると、青年期まっただ中といった印象で、爽やかな好青年或いは美少女のような雰囲気を醸し出している。見応えのある光景だ。花が咲き出したら収穫と思いがちだが、未だしばしの時間は必要だ。この指標ともなるようなジャガイモの花だが、どのように捉えられるだろうか。一般的な原則は、子孫を残すための種子の育成だろう。しかしながらジャガイモはイモで増殖する。つまり種芋を埋設することで子イモを育て子孫を増やしていく。種子では無いですね。

子狸も疑問に思っていたが、何故咲くのかは未だ解明出来ていない。しかも全部の茎に咲くわけでも無く、部分的な開花のようだ。何方か理由をご存じであればご教示をお願いしたい。花を咲かせて実を付け、子孫を残していくのが植物の役割かと思っているのだが、不思議な現象だ。この花、ジャガイモの負担となるからと摘む方もおられるやに聞くが、子狸は放置している。上述のように全部では無く部分的な開花であること、手間を厭う事、挿したる弊害も見当たらないこと・・・・・等々によるだろうか。

子狸のジャガイモ畑でも彼方此方で咲き出した。野菜の花は時折見かけるが、ジャガイモの花は結構綺麗である。鑑賞にも堪えうるようで、あえて摘まずとも眺めていれば楽しめるのに・・・・と残念に思う。まあ、栽培手法は人それぞれ、どのような手法でも構わないのだが。

花が咲き出したら収穫も間もなくかと書いたが、具体的には茎の色合いや状況で判断している。例示すると、茎が茶色く変色し半分程度が倒壊し始めたらソロソロの収穫期かなと。2月末頃に種芋を埋設し、凡そ3ヶ月余り、来月早々から中旬に掛けて収穫期の訪れかと踏んでいる。こうしてみると、ジャガイモの花の役割が皆目見えてこないのだが。自然界は摂理の下に動いている、ムダで不要な行動は一切無いものと信じているのだが、如何に。

 

 

 

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