木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

実エンドウの倒壊

2023年05月04日 05時16分08秒 | 耕作放棄地

エンドウは「背高のっぽ」(ツル有り種)である。従ってかなり不安定で、慎重なネット構築を要求される。そのつもりで準備したはずだったのだが・・・・・・。ある晩、強風が吹き荒れたようで、夜半に強い音が鳴り響いていた。何事も無ければ良いが・・・との懸念は的中したようで、農園でも影響が。出動してみると、画像のように「百姓候補生」氏のエンドウが倒壊していた。不幸中の幸いだったのは、支柱とネットがひっくり返っただけで、根が抜けた訳では無さそうだ。

支柱は竹を打ち込んで立てている。打ち込みが足らなかったのか、はたまた強度が無かったのか。原因究明はともかく本人に連絡しなければ。メールで画像を送ると即座に反応、修復に来訪するようだ。角材を持った彼が登場、補修工事を行ったようで見事に立ち直っていた。要は支柱たる竹が直立困難となっただけなので、補強してあげれば済むこと、単純な様相で一安心だ。

支柱である竹は数年使用した物、当然ながら切り出したばかりの竹ほどの強度は無い。毎回、切り出すほどの浪費は避けたく、数年は使い回ししてるが裏目に出たのか。ともあれ準備した角材が効いて、支柱は再び立ち上がったようだ。実エンドウは収穫期に入りつつある状況、残すところ半月余り。それだけ持ってくれれば十分なので。

仲間達によっては専用のスチールパイプを使用する者もある。しかしながら倒壊するのは同じ事、要は打ち込みが足らなかったのだろう。竹は新品では無くユーズド品、経年劣化で強度は落ちている。打ち込むにしても、半壊を恐れ力加減が鈍ってくるのは致し方無いこと。無論、支柱たる竹のみでは無く添え竹でもある別の1メートル程の支柱も数本打ち込み、テープで括って補強はしている。結果として、全体の強度が強風の力に耐えられなかったのだろう。影響が軽微で幸いだった。

彼は家族連れで「収穫体験イベント」を実施する予定だった模様、計画変更にまでは至らず実施可能な様相だ。子どもや孫達の賑やかな嬌声も間もなくだろう。

 

 

 

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