木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

街角の花園

2023年05月06日 05時20分55秒 | 耕作放棄地

4月当初の街の花園が「サクラ」とすれば、5月のそれは「ツツジ」であろう。今頃は真っ盛りで、彼方此方に咲き誇っている。当地では街路に植え込まれる事例も多く、とりわけ歩車道の分離帯に用いられるようだ。無論、樹高は低いので、歩行者が見えるような、歩車道分離帯には打って付けの樹種なのかも知れない。車で走り去るのがもったいなく、時折車を止めて眺め入ることも。画像のツツジは歩車道分離帯では無く、ツツジの森と化した一角だが、見事な群落だ。通行車も少ないので、屡々の路上駐車とあいなる。邪魔にはならないので許されるだろう。

ツツジとシャクナゲとが同じ仲間とは存じなかったが、分類的にはどちらもツツジ科ツツジ属に所属するそうな。そういえばツツジもシャクナゲも今時分が開花期、当地でもどちらも開花中だ。シャクナゲがやや日陰を好むのに対し、ツツジは太陽光線の下を好むようだ。ロート型の独特な花びらが天を向いている。このツツジだが、中には毒性を持つ物もあるので要注意だとか。レンゲツツジの樹種がとりわけきついようで、庭木の選択には留意された方が望ましいのかも。

連休も後半にはいり、遠出方の人々も帰宅し始めたようだ。激しい渋滞が続くのだろうが、路傍にツツジの花が咲いていれば僅かな癒やしともなれるかと。高速道路沿いには少ないかも知れないが、一般道では結構見られる樹木だ。イライラをツツジで解消しながら安全運転に努めて頂きたいもの。

当地のツツジも、残すところ暫くであろう。ツツジの花が消える頃、街並みや森は新緑の世界へと変わっていく。蒸し暑い日々の到来だが、雑草の伸びも急激なスピードにと変わってくる。刈払機が離せぬ季節でもあり、花園への注目もしばしの中断かも。ツツジの花の終了で春のシーズンも満了だ。「熱中症対策」へと舵取りを変化させねばならないでしょう。

 

 

 

 

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