木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

歩みは遅々として

2023年09月04日 06時06分49秒 | 耕作放棄地

既に冬野菜の種蒔きシーズンに入ったのだが、作業は遅々として進まない。激しかった直射日光も多少は和らいだというのに。9月に入り、気分的にも初秋の雰囲気、もっと元気はつらつでよろしいかと思えるのに。仲間達はどうかなと覗き込んでみれば、一番高齢者の「大御所」は既にダイコンの種蒔きが終わったとのこと。状況的に困難な彼が最速の対応のようだ。何ともはや。他には「長老」やら例の「百姓候補生」氏が見られるが、少々しんどそうな雰囲気だ。夏の暑さからは未だ回復していない模様の様子。子狸同様みたい。

ぼやいていても始まらないので作業を始める。予定は冬野菜用の耕耘作業だ。既に何度か草刈は行っているものの、残った根が蔓延っており、強烈な地面の固さを誇っており、ミニ耕耘機の刃が食い込んでいかない。地面の上を滑ってしまうのだ。夏場、野菜の存在にかまけて耕耘作業を怠ってきた報いであろう。不耕起の耕地なら解らぬでも無い現象だが、何度も栽培を続ける野菜畑でこの固さとは。やむを得ないので、折々にスコップを打ち込み土の裂け目を作っていく。足がかり、刃がかり・・・・・・としようと思うのだ。

スコップによる割れ目が功を奏してミニ耕耘機も働き出した。ボチボチだが食い込んで行きだしたのだ。冬野菜用の耕地だけでも下準備を行うと思えば、数日は要する見込み。既に種子は購入している。今週は雨模様とかの予報で、条件的には最適かと思えるのに、対応出来ないとは・・・・・・・情け無いやら無念やら。長老も百姓候補生氏も夏野菜類の撤去に忙しそうだ。残った残滓を焼却するのに追い回されるてる様子。

冬野菜の種子をチェックしてみると、種蒔き時期的には気温が15度~25度位が適期という例が多いようだ。今年は異常高温で、日中は、まだ30度~35度前後だ。蒸し暑さが居残っているので、少々遅れ目の種蒔きがよろしいかなと。作業遅れも結果オーライみたいで、有り難いやら嬉しいやら。遅々とした歩みだが、天は見捨てていないようだ。

子狸が購入した種子は、ダイコン、カブ、ホウレンソウ、シュンギク、レタス、ニンジンの6種、無論、他にもニンニクやエンドウそれにタマネギ・・・・・と別の品種も存在する。夏野菜の準備と一緒で冬野菜の準備も忙しいのだ。行事的には観月の楽しみや秋祭りの喜びも待っている。農作業に日々かまけている状況では無いのだが。

 

 

 

 

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