木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

インゲンへの再挑戦

2023年09月13日 05時23分15秒 | 耕作放棄地

インゲンは好きな野菜の一つである。何せ、別称を「三度豆」というように、年に3回も栽培が可能だ。用途も幅広く、とりわけ弁当作りのお宅では重宝される。彩りの実現に最適な模様だ。食べるのも好きな方で、和食にはどんな料理にも似合っているのではなかろうか。流石に年3回の挑戦は無いが、2回なら再々挑戦している。今年も二度目の挑戦を狙って準備を始めることにした。栽培しやすい品目なので、留意するのは「畝作り」と「ネット張り」の2点だけ、手間暇もそう掛からない。まずもって畝作りから。

水捌けのよい高畝とするのは定石どおり、最低でも20センチ高は確保するようにしている。無論、畝立てする前に有機石灰や鶏糞をすき込むのは何時もの如く。今回はそれに米糠を追加した。基本的な畝立てが終了すると、次の作業はネット張りだ。子狸はキュウリネットを流用している。半割の竹の支柱を立て、ネットを張っていく。慣れればどうって事も無い作業だが、最初はネットのよりが解らず、と惑うばかりだった。仲間達は直径数センチの丸竹を横棒としそれにネットをぶら下げる手法だ。子狸は丸竹の入手が困難なのでビニールテープで代用している。ただ強度は流石に弱く、インゲンが生長してくると垂れ下がりの傾向が生じてくる。チームリーダーは専用のステール製パイプを利用しているようだ。竹の枝先を代わりに流用する者もあり、師匠などはそのタイプだ。竹はうまく保存すれば数年の利用は可能みたい。

何時もの手法でネットを張り終え下準備はスタンバイ。本日は種子の準備が出来ていないので、種蒔きにまでは至らなかった。インゲンの種子は割安だ、1袋200円弱で1袋あれば十分過ぎる程の分量となる。種子が安価なので毎回購入してるが、春の栽培物を少量保存しておくのも手法かも。保存も容易だ。

種子を残しておくのも面倒なので使い切るようにはしている。1袋蒔こうと思えばそれなりの畝立てが必要なので、耕地の準備を怠りなく。栽培は至って簡単、取り立てて留意する事項も無く、放任栽培でも可能だ。子狸の流儀も放任栽培に近い。収穫は下から上へと順番に、むしり取るのも可能だがハサミを利用するのが便利だろう。

明日は種子の購入と種蒔きを実施する予定、4~5日もあれば発芽するかと思う。今年は酷暑、まだまだ暑い。種子が暑さに負けることも無いと思うが、雨の予報があれば最適なのだが。そうそう都合良くは運ばない、せっせと水撒きしておきますか。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする