12月も第2週にはいった。空気も引き締まり、本来の冬場の気候に立ち戻ったかに思える。つい数日前までは、どことなくぬくもりが存在したのだ。イレギュラーだった。当地の気温は最低が2~3度位、最高で10~12度位だ。大阪湾からの西風がきつい当地では体感温度はもう少し低いだろう。作業を行っていても汗をかくことは無い。体の芯から冷え込んで来るようで、衣類もそれなりの段取りが要求される。冷えは禁物なのだ。
作業を中断して農園内をパトロールしてみた。休日だというのに仲間達の姿は無い。天気予報で冷え込みを知り、避けたのだろうか。何時もの常連さんである長老や大御所の姿も見えないようだ。冷え込み→風邪引き→こじらせ→肺炎→お迎え、の連鎖は断ち切りたいものである。
空は真っ青に澄み渡り、所々に白い雲がポッカリ。空を見上げてる分には晩秋の穏やかさのようだ。ジャンバーの襟を立て、西風を防止しながら歩き回る。師匠の畑では奥方がミカンの収穫中だった。2年間程消毒が出来て無いので虫にやられてますわ・・・・・と寂しそうに笑っておられた。無理も無いだろう。師匠は腰を痛めて農作業が不自由なのだ。農業の担い手と国策は、とかの大上段は置いときますが、身につまされますね。
歩き回りながら数枚の画像を撮ってみました。我々の農園風景(子狸の耕地付近)です。現場の状況はご理解いただけるとしても、冷えこんだ空気感は伝わらないでしょうね。
12月に入って農作業は農閑期に突入しました。しばらくは時間に余裕が出来ます。体を休めるも良し、下手な雑文を書きまくるも良し、別な分野に進出するも良し、各位のお好きなように。ただ時々は農園内のパトロールをも。