農作業を行っているが、基本線として現地の資材を極力活用するように努めている。一言で表現すると、資材の現地調達だ。無論、全てに置いて可能というわけでは無く、出来る範囲での・・・・・との注釈付きなんだが。主な用材は周囲の竹林や天水或いは焼却した草木灰などだ。何れも半径何メートルかの範囲内で無償で入手可能な品々だ。
とりわけ重宝するのが竹である。ご存じのように農作業に於いて竹の活用範囲は広い。主な用途は支柱用だが、程よく切断し・加工して利用している。周辺に竹林があり地主殿の了解の下で時折頂戴しているのだ。もう少し頻繁に竹林に入り、管理面を強化したいとも願うが時間的な制約が大きいのが現実だろう。
今回は竹を切り出し加工して支柱として利用する一端をご紹介。二番手のエンドウが、遅まきながら発芽を始めた模様だ。そこでネット環境を作らねばと下準備に。畝立て、支柱への加工、埋め込み・・・・・といった手順となる。出来上がったらネットを張ってエンドウの生育環境作りだ。
予めネットは必要量を入手したのだが、子狸はキュウリネットを流用している。資材が高騰しており、1本150円前後だったのが300円強となっていた。すごい上昇率である。農業用資材のハイパーインフレだろうか。便乗何とかの臭いがしない事も無いのだが・・・・・・・・・。
竹は経年劣化が激しく、加工した支柱等は持って数年の命である。無論、腐敗した竹もムダにはしない。燃焼剤として草木の灰作りに大きな貢献となる。周囲にある各種の品々が何度もの働きを見せてくれるのだ、ありがたや。