梨の木の剪定だが、何とか年内に終わらせたいとの願望で動いたが、どうやら目処がついたようだ。ハシゴの上での作業で不安定な足場に難儀したが、幸い事故も無く想定の摘芯作業を終わらせることが出来た。詳細は画像でご確認戴きたいが、中央部の枝分かれした垂直な枝を切り落としたのだ。空間的にもすっぽりと空きが出来、新芽が出て枝が伸び出しても当分は支障ないだろう。小枝が叉もや垂直に伸び出したら、針金使用で横方向へとの手法も考えられる。
切り落とした枝類だが、横の空地に積み上げた。1メートル前後に裁断し、乾燥を早める処置をした。2ヶ月程度乾燥期間を設ければ焼却可能では無いかと見込んでいる。枝類もムダにはしない。焼却して灰となし、草木灰の原材料とする所存だ。農園で取れた物は再び農園に戻す、単純な理屈である。
画像を眺めて、未だ伸びきった枝があるじゃ無いか・・・・・との疑問をお持ちかも。一斉に切ってしまえば簡単だが、部分的に成長の逃げ道というか余白の部分を残したつもりだ。梨の木も生き物、急激な変動は好ましくないだろう。戦国時代に城攻めが多くあったようだが、周囲を包囲しても1箇所だけは逃げ道を開けておいたとか。無論、窮鼠猫を噛む・・・・・の防止だろう。
〇剪定前の樹形
〇剪定後の樹形
さて無手勝流で行った梨の木の剪定、理論的にも技術的にも適正なのかどうかは不安だ。とりあえず傷口の経過を眺めつつ来年度の成長具合を注視していきたい。もうしばらくして落ち着いたらお礼肥の散布と行きましょうか。大手術の実施だったのだから。