気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

就職活動

2007年04月01日 09時23分49秒 | いろいろ
今日から新年度が始まりました。
明日は、入社式などが全国的に開催されるのでしょう。

一方で、大学4年生となる学生は就職活動が本格的になってきます。
採用する側も本腰を入れはじめます。
なかにはすでに内内定を出しているところもあるのでしょう。

就職は、その人の一生をある程度決めてしまうものでもあり、また、採用するということは、定年までその従業員を雇用するということ、そしてその従業員に対し、一定水準の生活を保障する責任が生じるということです。

採用試験を受ける側も、採用する側も大きな決断を要します。

採用する側としては、多くの従業員を採用する場合でも、その一人ひとりを吟味しなければなりません。
大勢採用するから、何人か変な者がいてもいいや、ではだめなのです。
一人採用すると、その一人をかかえるコストは非常に大きく、そのコストに応じた働きができるのか、組織にどう貢献してくれるのか、を考えなければなりません。

採用試験には時間が限られています。
一人ひとりを吟味する機会は短時間に限られており、そうなるとやはりどこの学校を卒業したのかという学歴が最初のフィルターとなってしまいます。

学校で勉強ができた、そしてレベルの高い学校に入った、ということは、本来、社会ではあまり意味がありません。
学校で習った学問が仕事に活かされるということはほとんどありませんから。
(学校で習った学問が就職後にそのまま活用できるのは、学校の先生くらいではないでしょうか。)

しかし、一流の学校を出た、高学歴であるということは、高校時代に勉強に打ち込んでいた(努力した)、勉強ができた(理解力、記憶力、応用力、要領が良い)ということを判断する一つの材料でもあると思います。
この高学歴に、さらに勢い(元気の良さ、明るさ、社交性など)が加わると、この人材が欲しい、採用したい、ということに繋がるのではないでしょうか。


新年度が始まり、新人たちがどのように活躍してくれるか、楽しみです。