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錦市場 西の入口 画家・伊藤若冲の生家

2015年12月21日 08時21分32秒 | まち歩き

 

伊藤若冲

1716~1800 他の絵師には見られない独自の世界を生み出している。絵画の主題も個性的だ。生家の青物商のさまざまな野菜は、野菜涅槃図というような、ユニークな絵画を生み出した。京都ならではの伏見人形は若冲が一貫して好んだ対象だった。

史料「京都錦小路青物市場記録」には、明和8年(1771)から安永3年(1774)までの錦市場の動向をつたえる史料である。これによると、若冲は錦市場の営業許可をめぐって、じつに細やかに、かつ、積極的に調整活動をおこなっている。その結果、錦市場は窮状を脱することになるのだが、若冲のこのような実務的な側面は、これまでまったく知られていなかった。

 

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