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まち歩き山0219  琵琶湖疏水 第1トンネル西口  山縣有朋  

2016年11月02日 06時35分20秒 | まち歩き

 

 

 

 

廓其有容(かくとしてそれいるることあり)

疏水をたたえる大地は、奥深くひろびろとしている

山縣有朋

琵琶湖疏水は、明治維新で東京に都が移り、活気を失っていた京都の復興を目指してつくられたもので、明治18年(1885)に、第1疎水の工事がはじまりました。第1疎水の第1トンネルは、大津の三井寺下と藤尾の両側から掘りすすめられました。同時に、藤尾側から約740m(第1トンネル全長の3分の1の地点)のところに第1竪抗を掘り下げ、その底から大津の三井寺下・藤尾の東西両側の出入口に向けて掘り進め、東西のトンネルが貫通しました。このようにして明治23年(1890)に完成した第1トンネルは、当時日本で1番長いトンネル(全長2436m)となりました。

工事が国家的レベルの事業であったことを示すように、

隧道の各洞門には伊藤博文を始めとする著名人が揮毫した

扁額が掲げられています

 

疏水 前回の記事  ➡  まち歩き滋賀0218  琵琶湖疏水 第1竪抗

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今日の川柳

真昼間は電線の影踏んで行く  /上野

 

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