三連休も今日で終わり・・・。
連休の間に行っておきたいと思っていた場所がありました。
朝から雪が降り出したので、どうしようかと迷いましたが、やはり行きたかったので、家を出ました。
今日の目的地は、伊藤若冲が晩年を過ごした「石峰寺(せきほうじ)」です。
江戸時代に錦の青物問屋に生まれた若冲は、40歳の時に弟に家督を譲り絵師に専念するようになったそうです。
天明の京都大火で家を焼かれたのちは、この石峰寺に庵を結び85歳で亡くなるまで、この地で過ごしたそうです。
「斗米翁」と称して、米一斗と絵一画を交換する生活を送ったそうです。
このお寺で有名なのが、若冲が制作した五百羅漢の石像です。
本堂の裏山に、たくさんの羅漢像が並べられているとのことです。
この階段の上にあるらしいです。
雪が降っていたので、白く雪化粧されていました。
雪の日もいいものです。。。
黄檗宗の寺院とあって、山門が独特の形をしています。。。
境内も雪が積もってきて、きれいでした。
奥に見えるのが本堂ですが、公開はされていませんでした。
本堂の裏山に羅漢像が置かれています。
ここから奥に入るには入山料が必要です。
五百羅漢像を写真に撮りたかったのですが、撮影は一切禁止ということでした。
仕方がないので、パンフレットを撮影・・・。
山の丘にこうした石像がたくさん並んでおかれていました。
パンフレットによると、若冲が下絵を描き、石工に掘らせたそうです。
当初は1000体以上あったそうですが、今では五百数十体を残すのみとなりました。
最後に、伊藤若冲さんのお墓にもお参りをさせていただきました。
広くはありませんが、いい雰囲気のお寺でした。
今度は季節の良い時期にゆっくりと行ってみたいと思います。