かんりにんのひとりごと

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難解な三島由紀夫『金閣寺』

2023-11-11 | 読み物

先日、なじみの喫茶店が閉店したのですが、その跡に新しい喫茶店ができました。

先日、一度行ってみたのですが、中はほとんど変わっていませんでした。

良かった、良かった。。。

今日は、休養日で、本を持って行って、読書に励みました。

トーストのモーニングを頼んで、自分で好きな座席を選びます。

ほとんど、前と変わっていないので、同じような席を選びました。

トーストは、ちょっと硬かったかな?

問題は、今読んでいる小説、三島由紀夫さんの『金閣寺』というものです。

三島由紀夫さんと言うと、ちょっと怖いイメージがあります。

東大の屋上で、演説していた人ですね。

まさか、その人の小説を読むとは思っていなかったのですが、先日金閣寺が炎上したという話をNHKで特集していました。

火をつけたのは、金閣寺で修業をしていた僧侶だそうです。

どういうことかよくわかりませんが、そのことを題材にして、三島由紀夫さんが小説を書いたのだそうです。

金閣寺か燃えたのは事実ですが、青年の心理描写などは、三島さんの創作だと思われます。

それでも、ちょっと金閣寺という名前に興味があったので、読んでみることにしました。

毎日、通勤の電車の中で、読んでいますが、なかなか前へ進みません。

何せ、三島さんの文章が難解なんです。

「夜空の月のように、金閣は暗黒時代の象徴として作られたのだった。そこで、私の夢想の金閣は、その周囲に押し寄せている闇の背景を必要とした。闇の中に、美しい細身の柱の構造が、内から微光を放って、じっと物静かに座っていた。・・・・・・・」

金閣の描写にしても、やや堅苦しさを感じさせます。

主人公は、田舎のお寺の息子ですが、父から金閣寺で修業をするように言われ、金閣寺に預けられます。

吃音というハンディを持ち、戦争という時代背景の中で、もがいている様子が描かれていました。

かるく、読み飛ばせばいいのかもしれませんが、当時の金閣寺の様子が描かれていたりして、勉強にもなるので、丁寧に読んでいると、なかなか前へ進みませんでした。

1時間くらいで、終了・・・。

まあ、これくらいにしておきましょう。

まだまだ、先は長いようです。

コーヒーを飲み終わったら、そこに大吉の文字が・・・。

よくわからないので、そのまま返却したのですが、帰って娘に聞くと、大吉が出たら、もう一杯サービスしてもらえるとのこと。。。

残念、知りませんでした。

明日行っても、無駄ですね。

その時に言わないといけないみたいです。

この本は、ちょっと時間がかかるので、別の本を読んでまた次にするかもしれません。

 

 

 

 



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