ひとり暮らしで自炊をしない理由は、
「意外と食材がかかる」
「無駄にしてしまう」
です。
特にこの物価高、何もかも値上がりしています。
同じお金が掛かるなら、
「自炊よりも、コンビニ弁当や
外食がいい」
という考えになるのも
わからないわけではありません。
たまにならいいのですが、
ずっと食べていると、
塩分・脂肪分・油脂過多傾向なので、
やはり体にはよくありません。
一番いいのは、旬の食材中心の料理です。
これは野菜だけでなく、
果物や魚にも当てはまります。
今回は、大根にスポットを当てます。
よく耳にするのが、
スーパーで売られている大根は、
「上半分」と「下半分」
どちらを買った方がいいのか?
私は断然上半分です。
理由は、上半分のほうが甘みも
水分もあるからです。
特にこの時期の大根は、
みずみずしくておいしいです。
特にサラダに適しています。
実は、大根は包丁でなくても、
手で皮をむける野菜なのです。
全然使わないと言うわけではありません。
必要な分をまず包丁で切ります。
これは、上側の大根が向いています。
その大根を縦方向に切れ目を入れます。
皮と身の間に指が入るぐらい、隙間を作ります。
ここまでが包丁を使います。
その間に左右しっかり持って、
指を入れると、
するする剥けます。
これは、包丁を使わない「かつら剥き」です。
わが子が小さい時に、
よくさせていました。
大人もストレス解消になりますし、
子どもはかなり喜びます。
1本安かったので、買った場合、
どこにどの部分を使ったら、
おいしいのか?
3等分に分けて考えましょう。
上
サラダや昆布和えなどの生食
中
この部分は、万能です。
サラダも煮物も味噌汁もOK。
下
味噌汁や辛みのある料理に向いています。
先程のかつら剥きは、余ったらどうするのか?
細かく千切りすれば、
刺身などに使う「つま」になります。
が、初心者にはハードルが高いです。
私はおでんなどの煮物にも、
実は、このかつら剥きをします。
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よくもったいないからとの理由で、
ピーラーなどで薄く皮を剥く人がいますが、
実は、おでんは厚めに皮を剥いた方が
味がしみこみやすいのです。
おでん用に輪切りした大根は、
面倒でも「面取り」した方が、
味がしみやすいので、
ガス代の節約になります。
かつら剥きをした皮と、
面取りした部分は、
私は味噌汁やスープに使います。
そんなに大量に使わない方は、
レンジで600W数分大根を
蒸すだけで、時短になります。
ぜひ参考になさってください。