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親の終活の手伝いで気がつくこと 令和あるある 参考用

2025-03-06 09:58:39 | 日記

ここ数年、実母がひとり暮らしになってから、

なるべく週1回は、様子を見に実家に行ったり、

食事を一緒にするようにしています。

 

実母は、現在78歳ですが、

現役の介護福祉士です。

こう書くと、驚かれる方が多いですが、

ひとり暮らしですることもないし、

ある意味認知症予防で働いている面もあります。

それに母は、中学卒業してからずっと働いています。

失業時間は、恐らく2年ぐらいで、

60年間ずっと働いています。

私の育った田舎は、まだ母世代は、

クラスの半分以上が中卒で働く時代でした。

ですから、母と同世代の校長先生は、

「同級生が働く中、仕送りが必要なのに、

県外の大学に進学させてくれた両親に感謝している」

と仰いました。

母は、どうしても高校に行きたかったので、

働きながら、通信教育で高校を卒業しています。

なんせ早番や夜勤もあり、

寮では6人が同室。

「明るくて寝れない」

と言われ、明かりを消されるなどの意地悪もされたそうです。

この時が一番大変だったと同時に、

色々な世代の方と仲良くなり、

この時が一番楽しかったと感想を漏らしていました。

 

賃金が低いとは言え、

恐らく60年以上働いていたこともあるのでしょう。

年金が「少ない、少ない」

と言いながらも、地元の施設に入所できるぐらいは

受け取っています。

また、パートとは言え、

働いているので、

収入もあります。

終活の手伝いをして驚いたのは、

年金とパート収入を合わせれば、

わが家の残業抜きの手取りと変わりません。

実は、青沼貴子さんのコミックエッセイにも描かれてありますが、

これ令和あるあるなのです。

 

団塊世代ジュニア以下は、

親よりいい暮らしをしている人の割合は、

かなり少ないと言われています。

田舎の場合、びっくりするほどの金持ちもいませんが、

共働きの場合、

「あそこの家、かなり大変そう」

というお宅も滅多にありません。

令和の米騒動でも、クラスのみんな

ちゃんとご飯の入ったお弁当を

持参していたそうです。

恐らく親戚から買ったり、貰ったりしているのでしょう。

田舎の場合、そういう文化はまだ残っています。

 

母の預金や保険などの整理をし、

「夫がいなくなったら、

これだけの資産を残し、

年金はもらえないだろうな」

と思いました。

妹が亡くなったので、

実母の遺産は、

実母が遺言書など作成しない限り、

私が全額受け取ります。

50代でも亡くなる人はいますが、

私が亡くなれば、わが子へ行きます。

代襲相続です。

今母と私が亡くなれば、

わが子はちょっとしたお金持ちになります(笑)

そう言えば、小学校の頃、

「海外の貴族みたいに働かなくても、

生活できるぐらい遺産を残して欲しい」

と言っていました。

さすがにそこまではありません(笑)

 

実母の資産は、土地や家と言う

田舎なので、負の財産にしかならないものもありますが、

預貯金も多少はあります。

服を買わなければ、もっとあったのでしょうが、

まあある意味趣味なので、仕方ないです。

この先、車や家電を買ったら、

そんなに残ると言うほどではありませんが、

生活には困らない程度貯えたようです。

あ、いまだに実母は運転もします。

田舎だと、そんなに珍しくありません。

 

わが子に敢えて残そうとは思いませんが、

実母ぐらいのちょっとした

プラスの遺産が残せるように、

頑張っていきたいものです。

 

 

 

 



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