毎日暑いですね。
そうなると言われるのは、
「熱中症対策」。
よく聞くのは、
「水分」「塩分」摂取ですね。
水分は、医師などから指示がない限り、
1日2L以上水分は必要です。
では、塩分はどれぐらい必要なのでしょうか?
成人で6.5g-7gと言われています。
でも、人体に必要なのは、1g-1.5g
とかなり少なくても、生命維持は可能なのです。
グラムだとわかりにくいですね。
1杯あたり / 塩分量
味噌汁 / 1.2g
すまし汁 / 0.8g
コンソメスープ / 2.7g
コーンスープ / 2.6g
チゲスープ/3.7g
かけそば/5.0g
ビーフシチュー/5.3g
カップラーメン / 6g
昔から、みそ汁の飲みすぎは、
塩分過多と言われていますが、
これを見ると、意外とほかの食品のほうがあります。
また、夏は、冷ややっこや枝豆など、
結構みそ汁以外の塩分摂取をしているのです。
サラダに塩、ドレッシングで食べれば、
割と簡単に塩分は超えます。
それに、料理の調味料で意外と使っています。
一般的に気を付けていない場合、
無意識に10g摂取していると言われています。
それなのに、なぜ塩分を摂取しろと言われるのか?
暑い環境で長時間激しい運動をおこなっていると、
大量の汗によって水分が失われます。
そして、汗には水分だけでなく塩分が含まれており、
発汗することによって塩分が体外へ排出されてしまうのです。
そこで、塩分をとることで体内から出ていく水分量が少なくなり、
脱水予防につながるのです。
熱中症対策には経口補水液が良いというのを耳にされたことがあるかと思いますが、
経口補水液が熱中症対策に良いとされているのは、
汗の塩分濃度と同等の0.3%の塩分が含んでいるからです。
経口補水液であれば、失った水分だけでなく、
塩分も効果的に補給することができるというわけです。
また、塩分と一緒に糖分をとることでエネルギー不足を補ってくれるため、
経口補水液だけでなくスポーツドリンクも熱中症対策に良い飲み物であると言えます。
ただこれはあくまでも塩分を過剰摂取していない方の場合です。
日常的に摂取している方は必要ありません。
特に高血圧の方は夏場でも、塩分を控えてください。
「塩分が必要だ」とばかりに、
塩飴をなめたり、過剰摂取すれば、
高血圧は改善どころか、
悪化していきます。
正しい情報を入手し、暑い夏を乗り切っていきましょう。
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