昨日、お風呂からあがって、爪を切った後、
友達とお風呂前にLINEをしていたので、
「何か反応あるかな?」
と思って、スマホを見たら、電話マークがありました。
私に電話をかけてくるのは、家族と別居の実母ぐらい。
タップすると、表示が学校になっている。
その時、思ったのは、当然、
「わが子は学校で何をしでかしたのか?」
です。
掛けなおそうと思っていたら、また電話がありました。
こうなると、いい気はしません。
でも、電話に出るしかありません。
「はい、〇〇です」
「お母さん、こんばんは。
僕は〇〇高校、担任のNです」
やっぱり担任の先生だー。
「お母さん、手紙ありがとうございます」
このブログをご覧になっている方なら、周知の事実ですが、
私はこの担任に、月に一度ぐらいの割合で、
手紙を出しています。
※これは担任と相談し、わが子の様子を伝えています
「僕は、お母さんが思われているような、
いい先生ではありませんよ」
「いえいえ、私達親子は、とても先生を尊敬し、
いい先生だと思っています」
「それはありがたいですね。
今日、お電話したのは、いつも手紙なので、
たまにはお母さんとお話ししたいなと思いまして」
「それはとても嬉しいです」
「僕もお母さんとお話しすることは、とても嬉しいですよ」
ここだけ切り取ると、君たち恋愛か!みたいな感じです。
まあ、嫌なら、電話をされるわけがありません。
「手紙を読んでいますが、頑張っているみたいですね」
「ですが、数列も微積分も、説明部分が抜けています。
本人は、学校はこれでいいと言われていると言いますが、
チャート式などは書いてあるので、注意していますが、
聞き入れません」
「なるほど。まあ、今は注意は一度でいいです。
聞かないなら仕方がありません」
同じこと言っている人がいたな…
まあ、あれから、私も注意していませんけどね。
「僕の心配をしてくれたことは嬉しかったです。
※手紙にお疲れではありませんか?と書いている
でも、僕もですが、お母さんもかなりお疲れだと思いました」
「そうですね。自分が見ていた時のほうが、もっと気楽でした」
「確かに見えない部分というのは、不安になりますから。
お母さん、数学以外に気になる教科はありますか?」
「物理が悪かったので、物理ですね」
「そうですね。もしかしたら、苦手意識があるのかもしれませんね」
「この辺りはどうしたらいいのか…」
「もう中間、1週間切っていますので、僕が声掛けしていきます」
「それはありがたいです。よろしくお願いします」
「ところで、〇〇さん(わが子のこと)、
今も僕のことが好きですか?」
※中3の時、告白めいたことをしています
「ええ、そうです。運動会の時も、遠くから見ていました」
「僕を見ると逃げますし、目が合うと、目をそらします。
何より、授業中、顔をあげません。
ずーっと下を見ています。
ですから、今は違うかなあと」
「いえ、今も先生の話はしますし、好きだと言っています」
「そうは見えないし、誰にも気づかれたくないのですよね?」
「そうです、私が同世代の時は、
結構友達に言っていましたけど、
中3の時、既婚者を好きになるのはおかしいと言われてから、
もう誰にも言わないと決めたようです」
「僕も友達に好きな女の子の話は、
結構して、協力してもらったりしていました」
「好きと言わずに、尊敬しているとか言えばいいのですが」
「そうです。好きな先生ならおかしくはないです」
実は、運動会の時、写真撮影をN先生に断られています。
「先日の写真撮影ですが、ほかの生徒もいれば、
写真を撮ってもよかったのですよ」
「ふたりでなければということですか?」
「はい。やはり異性の生徒は、周囲から見れば・・・」
「わかりました。伝えておきます。
仲のいい4人組で撮影すれば大丈夫ということですね」
「そうです。イベントの時は、いいですよ」
なるほど、そこは誤解していたなあ。
「長くなるので、電話はこれぐらいにしましょう。
お母さん、〇日、学校にいらっしゃいますか?」
※〇日進路指導説明会
「はい、行く予定です」
「もしかしたら、また話せる時間が取れるかもしれません。
職員室に声をかけてください」
と言われ、電話終了。
10分ぐらい話しました。
ほぼ急ぎの用事なし。
でも、やはり一方通行の手紙とは違い、
電話は表情があるので、ありがたいことです。
忙しい中、時間を取って下さること、本当に感謝しています。
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