先日、高2のわが子から、
「お母さん、今好きな人いる?」
と聞かれ、びっくりしました。
既婚の母親としては、答えにくい質問です( ´∀` )
「結婚しているし、いないよ」
「結婚したら、好きな人って、もういないものなの?」
この辺り、高2とはいえ、
いささか幼いわが子にどうこたえていいものか・・・
そもそも結婚そのものが、恋愛とは言え、
ほぼ多数の人が妥協でしていることが多いのが現実。
例:本当は、社内一の美女が好きだったけど、
高嶺の花なので、別の女性に告白されて付き合ったなど
大人になれば、まあ大多数の人が、
本当に好きな人と付き合って結婚できる
わけではないことを知っています。
不倫が昨今叩かれるのは、
「うらやましい」という気持ちの裏返しとも言われています。
してはいけないのに、
「どうしてあいつはそんないい思いをするのだ」
みたいな感覚らしいです。
実際結婚してからも、全然心が揺れる人がいなかったかと言われれば、
そんなことはなく、
部署異動の時など、相手から、
「寂しくなります。向こうでも頑張ってください」
と、涙を浮かべてお菓子を頂いたとき、
ああ、向こうも同じ気持ちだったのだなあと感じていました。
相手も既婚者で、元上司(以前いた職場 彼にとって現上司)から、
「お互い独身なら、くっつけたのになあ」
と言われるぐらい、お互い気持ちが漏れていたらしい…
かと言って、連絡先を交換していたわけではなく、
仕事上同じフロアで関りがあったぐらいなもので、
不倫とは程遠い関係でした。
おそらく既婚で働く方なら、
多少はそういう経験をしていることでしょう。
ただ、モラルがあるから、お互いに、
なんとなく気持ちはわかってはいても、
仕事をしているのだと思います。
実際、女性社員は、この辺り敏感なので、
「仲のいい同僚」の域は超えない方が、
長く働くという意味では利口なやり方です。
だれしも、心の奥底では、
「本当に好きな人」はいても、
押し殺して生活をしています。
でも、これを、まだ憧れと好きを混同している、
わが子に説明していいのかは、
迷っています。
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