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節約 エンゲル係数42年前の28%に 参考用

2024-10-21 14:18:00 | 日記

今日、通勤途中のニュースを聞いていたら、

エンゲル係数28%に驚いた。

 

エンゲル係数とは?

 エンゲル係数とは、「家計の全ての消費支出に占める食費の割合」のことです。

総支出に対して食費の割合が多いと数値が高くなり、少ないと数値が低くなります。

 計算方法は下記のとおりです。

  • 食費…食料品だけではなく、外食費も含む
  • 消費支出…食費のほかに住居費、教育費、水道光熱費、
  • 交通・通信費、被服費、娯楽費など(税金、保険料、貯金、ローンを除く)

 例えば、高校卒業後に一人暮らしをする場合、家賃8万円、水道光熱費が合計で2万円、

通信費が1万円、被服費が1万円、趣味・レジャー費が5,000円、

その他雑費が1万円で、食費が3万5,000円と仮定すると、

35,000÷170,000=0.2058、エンゲル係数は約20.58%となります。

 きちんと計画して買い物をし、自炊メインで節約する人と、

コンビニ弁当を毎日買う人では、エンゲル係数は大きく違ってきます。

また、一人暮らしと家族がいる人でも必要経費は変わってきます。

年間収入別:生活費平均額/月(例)

 自分のエンゲル係数を知ることで、家計の食費割合を把握し、

収入と支出のバランスを見直すことができます。

また、エンゲル係数は、生活水準を示す指標ともいわれています。

食費は生きていくのに不可欠な支出であり、

娯楽費や被服費に比べると削減が難しいものです。

 つまり、所得が低いと食費の割合が多くなり、

エンゲル係数は高くなります。

所得が上昇すれば経済的な余裕が生まれ、

エンゲル係数が低くなることを「エンゲルの法則」といいます。

 エンゲル係数は、家族構成や年代・地域によっても異なるため、

一概に数値が低ければ良いとも言えません。

食品の物価上昇といった社会情勢も大きく影響を受けます。

 

重要なのは、これです。

物価上昇です。

この10月で食品は2000品目以上値上げしています。

42年前と言えば、昭和です。

私はうら若き乙女どころか、

まだ小学生でした。

あの頃は景気も良かったのですが、

物の価格も高い時代でした。

ですから、エンゲル係数も高かったのです。

 

また、10年ぐらい前から、

エンゲル係数は低ければいいと言う価値観は、

ちょっと変わりつつありました。

例えば、服など買わず、

おいしいものが食べたい人は、

どうしても食費は高くなります。

わが家がこの典型で、

昔は我が家のエンゲル係数は、10%台でした。

今は22%ぐらいです。

これは、食生活の考え方が変わったからです。

 

一概に言えないとは言え、

年収1000万円世帯は、

エンゲル係数は26%、

年収300万円未満は33%と、

所得に結び付きやすい項目と言えます。

物価高で節約しようにもしにくいのが、

食費と言えます。

 

計算することで、

「もっと〇〇を減らして引き締めよう」

などのきっかけになります。

ぜひ、ご家庭のエンゲル係数、

節約の参考になるので、

なさってみてください。



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