少子化が加速しているにもかかわらず、
例年と比較し、大学共通テストは、
今年は増加しているようです。
理由は様々ですが、
一番は、
「入試有無に関係なく学校側が受験させる」
事だと思います。
センター試験の頃は、推薦で大学合格している生徒も、
進学校では他の生徒の配慮で受験させていましたが、
今は進学校でなくとも、
そういう学校が増えています。
また、大学進学でも、
私立大学の場合、共通テストが必要でない大学もあります。
※共通テスト併用除く
ですから、学校に言われたため、
そんなに勉強せずに望む生徒もいます。
中には、就職する生徒も受験させる高校もあります。
ですから、それが分かったとき、
「平均点ってそんなにあてにならないな」
と思いました。
実際センターと比較し、難化もありますが、
問題量もかなり増加しています。
センターのように、基礎問題はかなり減少傾向。
ですから、夏まで部活を頑張って、
難関大合格なんてできる学生は、
かなり少なくなったと言われています。
また、まるで知識クイズのように、
教科書や参考書はおろか、
東大生や予備校の講師でさえ解けない問題も出題され、
参考にしたのが、国会図書館のある専門誌なんてこともあります。
わが子は、国立大医学部医学科の学生に数学を習っていますが、
「この数列、周囲の学生みんな、誰ひとり解けなかったから、
捨て問題でいい」
なんていう問題も出題されています。
まるで学者が満点を取らせないよう駆使して
問題作成しているような感じです。
話がわき道にそれました。
わが子の友人も、
「共通テスト、私の行きたい大学関係ない」
と言いながら、受験する羽目に。
その時間を自分の志望大に充てたいのに、
それが出来ないのはどうかと思います。
それに受験料や交通費は、自分持ちですから、
余計に嫌な気持ちになります。
何はともあれ、あと数日で本番。
私の住んでいる地域は、
積雪の心配がなさそうなので、
ホッとしています。
頑張った受験生に春が訪れますように。
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