ここ近年、大学全入時代になったと言われています。
実際、一昨年お会いした元高校教師からも言われました。
しかし、当事者から見れば、
「それがどうした」
なのです。
たと言えば、就職や結婚に置き換えると、
わかりやすいと思います。
就職したい人:求人を出している求人
結婚したい男性:結婚したい女性
人数的に考えると、圧倒的にあぶれることはありません。
それは、ただの人数をあてがうだけですから。
でも、就職は大手が人気があり、
結婚は自分の許容範囲で選択する人が多数です。
大学も同じです。
募集人数と受験生がどこの大学も一致すればいいのですが、
やはり難関校や就職に有利な大学が人気があります。
偏差値50そこそこでも、就職率が9割超えの大学は、
人気があるのです。
「あなたはここに行きなさい」と言われ、
みんながすんなりと進めばいいのですが、
やはりいつの時代も、早慶は人気があり、
旧帝大は別格扱いです。
どこに行っても、就職に差がなければ、
恐らく圧倒的な定員割れはないでしょう。
いわば、全入時代は、
計算上みんながどこかに入学できると言う
だけの話なのです。
40年前ぐらいの田舎でしたら、
「大卒」と言うだけで就職も出来、
女の子にもてましたが、
今や大卒は履いて捨てるほどいます。
また、みんなが希望できる大学に進学できるわけではない。
だから、「それがどうした」と言う感覚なのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます