科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

子どもが進みたい学校 親の行かせたい学校 参考用

2021-02-17 07:31:23 | 日記
今我が子は、中2です。
現時点では医師になりたくて、毎日奮闘中。
でも、まだまだ成績が足りないのが現状です。

我が家は、医師家計ではないし、そんなにお金持ちでもないので、当然進学先は、
国公立に限定されます。
でも、中学受験をしたご家庭や医歯薬関係に興味がない場合、
今の医学部の偏差値と言うのは、実は、東大や東工大クラスと言うことを知らない人が多いです。
私立なら楽と言うこともなく、ほかの学部は50程度の偏差値が医学部だけ60近い。
そんな大学が大半です。
授業料だけでも3000万円。
本当に想像を絶する世界です。

昨日偶然ネットで、
「本当は美大に行きたかったけど、親が行かせてくれなかったので、後悔している」
という投稿がありました。
それに対して毒親だと。
また、昨日上大岡トメさんの「子どもが引きこもりになりかけたら」という本にも、似たようなことが書いてありました。
子ども目線だと、「自分の行きたい学校に行かせてほしい」ですが、
親目線になると、「それで食べていけるのか?」となります。
ほとんどの人が、美大・音大を卒業しても、その方向に就職していません。
と言うか、できないのが現状です。
友人のお子さんが二人、ピアノとバイオリンを習っていますが、
3歳から14歳までで、もうすでに1千万円使ったと言っていました。
そう、子どもの習い事に、ぽんと、1千万出せる家庭ぐらいでないと、芸実系の学校に進学するのは難しい。
また、素人は、授業料程度しか目を向けませんが、美大なら画材や画集、教科書もかなり高い。
音大なら楽器や演奏会出来るドレス、海外で演奏を聞きに行くなど。
また、この2つの方面は、入学前に予備校に行くのが当たり前の世界です。

医療系なら安泰のイメージを持たれますが、国家試験ありきの世界で、
なれなかった場合は、「ただの人」になってしまいます。
また、意外にも、留年・退学率の高い分野です。
ですから、かなり難しい。
私学の医大は、東京医科大で話題になった今でも、裏口入学はなくなってはいないそうです。
国立ならあり得ませんが、私学は授業料をもらい、そこでどうなるかは本人次第という考え方の学校もあります。
ですから、入学=医師になれるとはつながらないこともあります。

わが子に行っているのは、
「大学は親が出すのは1回限り。ほかの大学や専門学校に受けなおすなら、自力で」
と言っています。
また、
「もし結婚して、子どもができて地元に帰りたくなった時、
何の資格も経験もないと、小売りのバイト程度しか職がない。
自分と子供を養えれる程度は稼げる職に就きなさい」
と言っています。
酷なようですが、ほかの方も書かれていましたが、
「身になるかわからない投資ができるのは、ひ孫まで働かなくても暮らせる財産のある家庭」ぐらいなのです。
行きたい道に入ってほしい。
でも、稼げない道に行ってほしくない。
親は、ほとんどこの意見を持っているのが、悲しいですが、現実です。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アルバイト (goma008)
2021-02-17 19:48:01
先日は取り乱したコメントをしてしまい申し訳ございませんでした。

今僕はとある短期バイトの面接を今週日曜日に入れ、それ以外の時間は勉強をして落ちていた場合に備えたりしています。

今回の記事のテーマについて、親にいまだにお金を出してもらっている僕が言えることは全くありません。

ですが、僕自身の経験を少しだけお伝えしたいと思います。
参考にはならないかもしれませんが、このような場合もある,
程度の感じで軽く読んで下さると嬉しいです。

僕自身は留年していた時期はバイトをしたりしたものの、結局バイトはあまりせずに学生生活を過ごしてしまいました。
父は開業医ではありませんが勤務医で収入はあり、裕福な家庭に属すると思います。

その環境もありバイトをせずに過ごすことが出来たのですが、これは今思えばダメだったなと反省しています。

やはり、収入面はもちろん、バイトをすれば社会性を身に着けることも出来ます。

僕は大学に入ってから社会性を身に着けるために部活に入って色々努力したつもりでした。
しかし、バイトもするべきでした。
部活はお金もかかりますので、その面で親にはかなり迷惑をかけてしまいました。

このような経験から、アルバイトはやはり大学生以降は少しでもしておくべきであると今は思っています。

アルバイトを大学生以降することは当たり前かもしれませんが、実は僕の通っていた高知大学医学部(偏差値は国公立では底辺です 笑)では、周囲の人でバイトをしている人は体感4割程度でした。

もちろん全員に話を聞いたわけではありませんのので分かりませんが、バイトをしている人は多くない印象でした。

少なくとも他学部よりは割合は少ないと思います。
それは親が医者であったり裕福であることが一つの要因でもあると思います。


長くなってしまい何が言いたいのか分からなくなってしまいましたが、結局は大学生の(あるいは高校生からの)バイトは大切だという結論に至っています。


少しでも参考になれば幸いです。

長くなり申し訳ございませんでした。
返信する
ありがとうございます (管理人)
2021-02-18 07:33:42
いつも応援してくださり、ありがとうございます。
あれから、少しは落ち着かれたようで、安心しました。
実は、わが子の通学している学校は、医歯薬に進学する子どもは多いのですが、実際知り合いは一人もいないのが現状です。
独身時代の会社の先輩のお子さんがなられましたが、先輩は嫌がるので、聞けれないので皆無状態と言えます。
私の感覚だと、この3つの学部は、親族にいる人が進学するところです。
(親子で医者・歯科医と言った感じ)
ですから、担任の言うように、この3つの学部は、本当にバイトが無理なのか?は不明です。
ただ職場の薬剤師も、得意先の医師も、
「出来ても2年までかなあ」
と言った感じで、私学の場合、裕福な家庭の子どもが多いので、大学でバイトなんて危険だからさせれない。と言う意見もあります。
私自身、奨学金で高校に行き、長期休みはバイトをし、それでも、学業優等賞を代表でもらったので、不可能とは思っていませんし、バイトそのものは貴重でいい経験だったと思っています。
★レベルは我が子の学校のほうがかなり高いです
ですから、学業に支障がない範囲で、本人が責任をもってできるなら、していってほしいとは思っています。
友人の話だと、国立は一般家庭もいるけど、私学は、大金持ちの集まりだから、バイトどころか、仕送りも桁違いのようです。
goma008さんは、やはり高知大学出身だったんですね。
今の娘から見れば、はるかかなたの存在です。
国立医学部に合格できるだけでも、学力は、かなり高いです。
きっとお父様がお医者様と言われても、相当努力されたのでしょうね。
その努力を、娘も見習ってほしいものです。
また、娘にいいアドバイスがありましたら、いつでもコメントしていただければありがたいです。
特に、中二の春休みは、春季講座がないので、今こういうことをしておいた方がいいよ。
などありましたら、ありがたいです。
いつも心優しい親身なコメント、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿