徒然刀剣日記

刀剣修復工房の作品・修復実績と刀剣文化活動のご紹介

掲載記事

2017-06-30 01:09:43 | ブレイク
国内最高品質の呼び声高いフリーペーパー『No Guarantee』No.14に、掲載して頂きました!



No Guaranteeは、気骨あふれる有志が集い毎号自腹で製作しているというユニークな雑誌です。「コミュニケーションをテーマに会いたい人に会いに行く、伝えたいことを発信する」というコンセプトで発行を続けており、FOM大賞も受賞している全く新しいカタチの情報誌です。
14号の表紙をかざっているのは、言わずと知れたプロレスラーのジャガー横田さん。

ちなみに写真の後ろにみえる巨大な階段状本棚は、ここ数日仕事をサボって作り上げました!(笑)



このようなカタチで、当方の活動をご紹介頂けることに、大変感謝しております。



一般的な職方の在り方からすると、私の活動方針に違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、衰退の一途をたどる伝統工芸分野を少しでも知って頂きたいという気持ちで活動しております。


こちらは、先月掲載頂いた朝日新聞の記事。

これからも己の信念に従い、文化活動を積極的に続けていきたいと思っています。日頃から応援してくださっている皆様には、この場をお借り致しましてお礼申し上げますと共に、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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2 コメント

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鮫皮の着色について (拵師)
2017-08-03 22:52:48
峰村忠臣さま

ご来訪ありがとうございます。連絡先が分かりませんでしたので、お問い合わせの件につきましては、取り急ぎコメントにてご返信差し上げます。

まず鮫皮ですが、これは鮫を起源とする革材料ではありません。エイの皮の事を鮫皮と呼んでいます。泳いでいるエイを見ると、裏面はともかく表面が真っ白なエイを見たことがありません。つまり、白い鮫皮は表面を研摩することで漂白しています。さらに、黒い鮫皮は強度を増すために表面に漆を塗り固めています。発色を目的としての着色ではありません。

ご質問にございます「鮫皮を白に着色する」というご質問ですが、例えば塗料などが塗られて本来の白色を失っている鮫皮を白くするということなのだろうと思いますが、ペンキなどが染み込んだ鮫皮を無着色の状態に戻すことは難しいかもしれません。
次に「鮫皮を黒に着色する」というご質問ですが、上記の通り漆で補強することが目的のため、持ち込まれた鮫皮に漆を塗ったところで、硬化後に柄下地の形状に合わせて加工することは一般の方には加工が難しいかと存じます。

以上で、返答になっておりますでしょうか?
よろしくお願い致します。
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鮫皮の着色 (峰村忠臣)
2017-07-30 17:10:55
柄前の調整を検討している者です。

持ち込んだ鮫皮を白や黒に着色して頂くということは可能でしょうか?
もし可能なら着色のみで工程料金おいくらになるでしょうか?

以上、回答よろしくお願い致します。
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