長らくお時間を頂いていた鎧通しの研磨が完了しました!

after polishing
鎧通しとは、甲冑武者が組み打ちになった時に、相手にトドメをさすための短刀です。
体配は特徴的で、重ねが厚く、平造りの刀身です。このたびのお刀は、若干竹の子反りになっています。

before polishing
何だか全体的に刃が眠く、何度研ぎ直してもボヤっとしています。以前に研いだ鎧通しも、同じ様な焼刃でした。
きっと、刀などに比べて、より実戦的な用途に合わせた焼き入れがされているのだろうと思いますが、定かではありません。