工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

カフェ「フローイングカラスマ」は旧北國銀行、名建築家・辰野金吾の設計

2012年03月03日 | Weblog
3月18日まで時別公開されている「京都冬の旅」で8カ所の非公開文化財をめぐり

ましたが、良かったのは、妙心寺の三門。相国寺の法堂と開山堂。東寺の観智院

でした。

友人とランチしてから、友人は東寺の観智院は見たことがないとのことなので

「行きましょう!」 と誘い、東寺の観智院にお参りすることにしました。

3ヶ所ある庭や、唐から持ちかえられた本尊の5大虚空蔵菩薩像は、馬や鳥の上に菩薩

が安置してあり、いままでに見たことがないような菩薩様です。

宮本武蔵筆の襖絵や、国宝の客殿、利休以前につくられた茶室など、見どころが多く、

友人も「素晴らしい! 行って良かった!」と感銘していました。

近くの六孫王寺にも立ち寄り、後は烏丸通の旧北國銀行の建物の

「フローイングカラスマ」に、コーヒーを飲みに行き、休憩をしました。

かつては、北國銀行の京都支店だったというレンガ建築は、当時の日本を代表する

名建築家・辰野金吾の設計により大正5年(1915年)に建てられた建造物。

今は、カフェダイニング[flowing KARASUMA(フローイングカラスマ)]になって

います。

銀行の支店だった建造物そのままの造りで、白壁で天井が高い空間に落ち着きます。

コーヒーは350円と値頃で、ゆっくりとくつろいだ時間を過ごすことが出来ました

アルコール類が揃っているので、勤め帰りのバーにもなるのでしょうか?、

若い客が多い店でした。

友人を三条まで車で送り、帰路につきました。


東寺の観智院の「五大の庭」


東寺の観智院の客殿と本殿の間にある中庭


お茶室前の庭 いずれの庭も素晴らしい! 茶室も利休以前の様式なのです。


カフェダイニング[flowing KARASUMA(フローイングカラスマ)]
かつては北國銀行の京都支店だったというレンガ建築は、当時の日本を代表する
名建築家・辰野金吾の設計により大正5年(1915年)に建てられた建造物。


内部は銀行の支店だった建造物そのままの造りで、白壁で天井が高い空間に落ち着き
ます。