工房八重の部屋

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三十三間堂の1001体の観音像、国宝の像の数々には圧巻の迫力!

2012年03月18日 | Weblog
法住寺の隣は三十三間堂です。

三十三間堂は、正式には蓮華王院といい、長寛2年(1164) 後白河法王が

法住寺殿の敷地内に、平清盛の資財協力によって創建されました。

その約80年後に焼失しましたが、文永3年(1266)に再建され、4度の大修理を経て、

今にいたっています。

お堂は、和様の「総ひのき造り」で、長さは約120メートル!で、なが~い!

正面の柱間が、33あることから、「三十三間堂」と称され、国宝になっています。

堂内の鎌倉時代の国宝の像数々は、鎌倉彫刻の傑作で、 いつ見ても素晴らしい!

1001体の千手観音像に加え,それらの前にずらっと居並ぶ二十八部衆

風神雷神像の30体が、すりガラスの光差し込む堂内で、1m少しの距離のまじかに、

見られ、迫力をもって、見るものをぐっと見据えるようで、圧倒されます。

像は、等身大(160cm前後)で立ち、水晶がはめ込まれている玉眼で、

その目に宿る力,全身にみなぎる力強さ、ものすごい迫力です。

中尊千手観音菩薩座像は、中央に位置し、神々しい!

国宝 四天王像は、中尊千手観音菩薩座像を守護し,ぞの四隅に屹立しています。

国宝 四天王像の、東方天像(持国天) 毘楼勒叉像(増長天) 

毘楼博叉像(広目天) 毘沙門天像(多聞天)の像は、圧巻の迫力です。

三十三間堂のたくさんの像を見ていると、迫力ある力強さに、ただただ圧倒され、

もう1年分の像を見たような感覚になる!

堂内を出て、西側の2つの池がある庭を散策して、静けさと安らぎの時間を過ごし

ました。


迫力ある国宝の像に圧倒された後は、静けさと安らぎを求めて庭を散策しましょう!


東側の回廊と朱塗の門


池は2つあります


庭のサザンカ


梅は七部咲き

法然塔


夜泣せん


夜泣せんの説明文


和様の「総ひのき造り」で、長さは約120メートル!で、なが~い!


正面の柱間が33あることから、「三十三間堂」と称され国宝になっています


正面  スリガラスになっているので、堂内の像の数々ははっきりと見ることができる


三十三間堂は、正式には蓮華王院といい長寛2年(1164)、平清盛が造進したものです。


西側の部分