工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

市田 ひろみ「世界の旅 衣装とくらし展」は説明が楽しい!

2012年07月07日 | Weblog
市田ひろみさんは京都で美容家、服飾評論家としても有名なかたです。

市田ひろみさんが44年前から世界中を旅され、民族衣装はその民族の文化の集約と

いうことで、庶民の服を研究したい!と、100カ国を超える世界の旅では、

滅びゆく民族衣装を追いかける旅をされています。

そして収集された民族衣装の展示会が、二条駅近くの、掘川御池ギャラリーで7月8日

まで開催されています。

市田ひろみさんが、説明してくださるギャラリートークが土、日に5回あり

最終日のトークが、7月1日なので、トークの時間に合わせて入場しました。

説明は、「どうやって手に入れたのか」などを、ユーモラスに説明され、

「今はこの衣装は無くなり手に入らない!」 など、市田さんと一諸に衣装をさがして、

旅行をしているような楽しいな時間でした。

貴重なコレクションは、以前から見たかったのですが、市田ひろみさんのお話は

大変な思いされて、衣装をさがしては、手に入れた様子がうかがえました。

市田ひろみさんは魅力にあふれて、充実した人生を送っていらしゃる様子がうかがえ、

とても素敵なかたでした。年齢を重ねても魅力があるのだ!と、はげまされますね!


ポスター


アラビア半島の衣装の説明


ヨルダンのサルト地方の衣装
もう今は無くなってしまっているとのことです!


長さ3,2m 袖丈1,93m 
ウェストでたくしあげて着る。袖は頭にベールとしてかぶり、もう片方の袖は腕に
巻く!


イエメンの婚礼衣装
高官から親善大使としてのプレゼントされたもので、本物の金糸の刺繍の高価なもの!


アラビア


アフリカの衣装の展示場


アフリカ


アフリカ ナイジェリア地方 ヨルバ族の男子服


アフリカ


アジアの衣装の展示室


中央アジア タルタ


アジア パキスタン コーヒスタン地方


アジア 中国 サニ族


中南米の衣装の展示室


中南米  ペルー クスコ ケチュア族


 中南米 パナマの服 ボイエラ


ヨーロッパの衣装展示室  大勢の入場者が市田ひろみさんのトークを聞いています


ヨーロッパの衣装の説明


ハンガリー マチョー地方の 婚礼服 手に入れた衣装はまったく新品で
着た形跡なかったとか!


説明文


ヨーロッパ


ヨーロッパ


ヨーロッパ
黒の衣装は古着売っている店で、店主の私物で無理に売ってもらった物
刺繍が豪華な服
右の衣装はチェコスロベキア スロベキア地方の1950年まで着られていた服
衣装展に外国人のかたが観光の途中によられ、この衣装が故郷の物なので
ビックリされたとのことでした。